ご無沙汰しております。二年前くらいにお便りしました、富士宮の青木です。少しずつ研究室の論文を読ませていただいておりますが「青木氏と守護神」や「藤原秀郷主要5氏の研究」など圧巻でありました。
大変な労力をついやされ、このように公開して下さっていることに感謝いたします。学校で習う歴史や一般の歴史には出てこないものを勉強させていただいていると思います。
先日、偶然にも現在私が住んでいる埼玉県の地元の郷土の歴史の本を見る機会がありました。
江戸時代からの日光街道に近く、徳川将軍が日光に向かう際に宿泊したお寺などがあります。そこには呉服などを商っていた豪商、長島屋という商人がいたそうで、姓は「青木」とのことでした。家系図ものっていましたが代々、名前に「善」の字がつく人が多かったです。
大地主で、治水や飢饉のときに私財を使って対応し、地元に貢献したそうです。近くにある浅間神社も
長島屋が建てたそうです。長島屋は江戸時代末期の戊辰戦争の敗残兵の略奪にあったり、干拓事業に失敗して家勢が傾いてしまったとのことです。
長島というのは青木氏の主要5氏のひとつであることから興味深くおもいました。
また近隣には一色氏の館跡や一色氏が建てたお稲荷さんの社があります。この一色氏は足利宗家4代当主の足利泰氏の子供である、一色公深という人です。一色氏の館跡の近くには神明社があり、聖徳太子堂もあります。
思いがけず、自分の住む所に青木氏に関係のあることが多くあって、驚きました。
伊勢青木氏宗家のブログ主様におかれましては、博学であられるので、すでにご存じかと思われましたが、とても興味深くおもわれ、お便りさせていただきました。日々、いろいろ悩みもありますが、ご先祖様の生き様を支えとして、どうにもならないことは青木氏のお仏像様の写真を見て、お仏像様におまかせしようと思って日々すごしております。
コロナがなかなかおさまらず、猛暑でもありますので、お体大切になさってくださいませ。