青木ルーツ掲示板
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  [No.929] Re:埼玉県の青木です。
     投稿者:福管理人   投稿日:2013/11/19(Tue) 09:54:13

埼玉の青木さん 今日は。寒くなりましたね。

実は、筆者は引越しを致しまして暫くサイトに携わる事が出来ませんでした。
ご迷惑をおかけしましたが本日より落ち着きましたので、なんとか管理が出来る様に成りました。

さて、お尋ねの過去帳ですが、お答えします。

お答えはお尋ね通りです。
御説明したルーツのままです。
そもそも、明治以前の家の祭祀の慣習は本家を中心に営まれました。
従って、ご本家にお家の御先祖が過去帳に記載されていれば問題はありません。
その後の分家の御先祖は、普通は過去の青木氏の密教浄土宗の慣習では5代を以って新たに分家の過去帳を作る事に成ります。
そして、その法要などの祭祀は3代の範囲で営むのが慣習です。
この事から、伺っている範囲では、曾祖父かその次の御先祖から分家に成った様ですので、そろそろお家の「分家の独自の過去帳」を作る必要がある事に成りますね。
その意味で曾祖母が作られた過去帳らしきものはその意味合いを持っていたのかも知れませんね。
ですから、丁度、見直す時期にあると考えられます。
その際には、本家の過去帳にあるお家の御先祖の直系の方と成った事を明記の上で、分家の独自の過去帳を改めて作られると良いのでは無いでしょうか。
その際には、御本家の菩提寺と成っている三芳町の多福寺などの事や本サイトの藤原秀郷流青木氏の概要などを一つにしてまとめられて、それを「由来書、又は添書」として添えて、その作成者明記の上でこれからの御子孫に遺されては如何ですか。
この様な本来あるべき慣習が、江戸末期から明治初期の激しい行過ぎた宗教改革で伝統や慣習が消されてしまったのです。
関東の藤原秀郷流青木氏の慣習は研究すると判るのですが、思いのほか消えてしまっている様です。
お家などもその影響を受けているのだと思います。
曾祖父や曾祖母様が多福寺に墓所を持たれ、且つ過去帳をつくられたこの一環の流れはこの慣習をいくらかでも戻そうとしたのではないでしょうか。

お家が御先祖の事に気を配られて本サイトに御投稿成されているのも、この”何かの御先祖の暗示”であるのかも知れません。御先祖がお家を動かしているとも思えます。
仏教で言う”以心伝心の法”であると云う事になりますかね。
因みに、筆者は「過去の人」と「現在の人」と「未来の人」との間には、何も無いとは考えていませんで、”以心伝心の働き”があると考えています。
ただ、問題は何でもそうであるとは限らず、人、時、場所の仏教で言う「三相の理」に従っている筈です。
筆者も不思議な体験をしています。筆者は技術屋で他の方より論理性の考え方が強いのですが、人間が持つ論理性以上の事がこの現世にはあるのではと考えていて、それを現在の人間の知恵ではまだ論理付けられないのではと観ています。
恐らくはその媒体はその個人が持つ脳のベータ波であって、そのベーター波の強い者(人の理)に働くのではないでしょうか。(進化進むにつれてこの人間の能力が低下している)
そして、何時でも働くのではなくある環境に成った時(時の理)にその波長を受け入れ、
何処でも働くのではなくある特定の適合した場所に届くと考えられます。
その最たる現世の現象には、子を生んだ母親とその子の間にはこの現象が働いている事が脳医学的に実証されていて、その為に、女性には、男性にない二つの官能の脳器官を持っています。
一つは、大脳の下にある予知能力を示す複眼機能、もう一つは女性が子を生んだある期間に極めて高いベーター波を持っている事、そして、この二つの事を同時に実行する本能として、女性にだけ同時に二つの事を思考し実行する能力が備わっています。残念ですが、この2つの事は男性には備わってないのです。
人間には脳の最も下の部位に「古代脳」と云うものがありますが、つまり、通称、幻覚症状を起こしたときに働く「野生脳」といわれるものが、この「2つの事」と「野生脳」が連動させられるのが女性である事が現在医学では解っています。
例えば、目に映って見えていない母親の後ろに居る幼児の動きが手に取る様に解る女性の本能は、この「以心伝心」の原型であると考えられています。

恐らくは、過去の人はこの事を察知して、仏教の最終の「心の境地」として修行に励んだのではないでしょうか。本来この能力を持っていない男性の僧侶は、修行に依って何とか会得しようとしたもので、仏教で云う「無我の境地」とはこの事を指すのではないかと観ています。
これを「仏教の目的」としたと考えられます。
特に、われわれ青木氏の古代密教浄土宗ではこの事を諭していると考えられます。
青木氏には「家訓10訓」と云うものが遺されていますが、この10訓全てを通して云える事はこの”「三相の理の会得」の人物たれ”と諭していると考えます。
この事は、論文に私なりに論理的に説いていますので参考にお読みください。

そこで、本来は昔の慣習では、「過去帳」はご本家の菩提寺にあるものなのですが、それを写してその御先祖に毎日の朝晩の仏様へのお勤めに使用して「般若心経」をあげます。
ご分家のお家にも御仏壇があるとすれば、5代になった処でもありますし、御本家にもお話をして「分家の過去帳」を作られて、三芳町の多福寺の菩提寺にも納めて置いては如何でしょうか。
御先祖が生まれる毎に書き足して貰うようにしてはどうでしょうか。
そして、仏壇に置いておく過去帳には曾祖母の様に親しい友人や人生に大変世話になった方も書き足して供養も合わせて行なうのも又良いのではないでしょうか。拘る必要はないのではと考えます。
代替わりすれば御先祖外の方を抹消して行けば良いのではないでしょうか。
ただこの為に、5代までの御先祖の「曼荼羅帳」と云うものがあり、現在もこの慣習は行われていますが、御本家のルーツの中で御分家のルーツに成ったお三人かお二人の御先祖の方の曼荼羅帳を作って置く事も慣習と成っています。
昔は「武家の慣習」では、この「曼荼羅帳の慣習」と「過去帳の慣習」が合わせて行われていましたし、特に浄土宗では現在も行なわれています。

過去帳の御質問に付いては以上ですが、曾祖母から既に代替わりしていますから、変える時期としても良いとも思います。

では、また御不明な点などや御質問がありましたらお尋ねください。



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