青木ルーツ掲示板
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  [No.985] Re:家紋のルーツについて
     投稿者:福管理人   投稿日:2014/07/10(Thu) 19:27:41

今日は。早速のお便りありがとうございます。

大変失礼をしました。
実は、お答えをする前に、前提が在りましたが、それを書き忘れてしまいました。
それは、抱き角紋の青木氏の中に、良くこの「抱き茗荷紋」と間違えてお尋ねがあり、尚且つ、抱き角紋の青木さんの支流族にこの抱き茗荷紋が多い事を念頭に描いたものなのですが、書き終わった時にはこの前提をすっかり書き忘れて仕舞いました。

というのは、この抱き茗荷紋の青木氏には、本来はこの「丸付き紋の抱き茗荷紋」の青木氏は無いのです。
この文様は江戸初期に作られた文様で、家紋を持っていなかった立身出世した旗本の70家にも及ぶ家が家紋にしました。
主に関西では稲垣氏、鳥羽氏等の、二宮氏の一族が使いました。
関東では、前回にもお答えした漁師や漁業関係者や船舶関係者に成った中で、且つ、昔は「抱き角紋の支流族」であった中に、長い間に身分や家紋等を無くした者も居たのです。
その彼等が、徳川氏の「軍船の傭兵」として、度々戦いに参加した者が、江戸初期に旗本と成った者があったのです。
その彼らが、旗本として武士として、うろ覚えにしていた家紋を「抱き茗荷紋」と勘違いして、家紋とした事が起こったのです。
これが関東での発祥原因です。
普通は上記した一族で近江や伊勢の関西地域から出る江戸初期の家紋なのです。
青木氏は古い氏で江戸初期に出る家紋の氏では無いのです。
ところが関東からは神奈川横浜等の海域側からも出るのです。
彼らのルーツを調べると、その多くは、前回お答えした神奈川に辿り着くのです。
そして、その殆どは海に関わる職業に成って居て、その殆どはルーツは神奈川に逃亡した「諏訪族青木氏」に繋がるのです。
この末裔の一部が上記の事から旗本と成り、その時に、本来の家紋の伝承が出来ずに、「家紋」を間違えて何らかの関係から良く似た「抱き茗荷紋」にしたと考えられているのです。
三重の者で「抱き茗荷」の人物が周囲に居た可能性もあって、それを使った等の事が在ったりもしました。
しかし、その本当の事態は判らないのです。
”類似した為に間違えた”と云う説が通説に成って居ます。
彼らの元の先祖は、”海の仕事”をしながら神奈川横浜の「海の傭兵」として生き延びた「諏訪族青木氏」であった事が判っているのです。

実は、日向青木氏にも日向灘の「海の傭兵」の軍団で黒田藩に「プロ傭兵」として働いた青木氏なのです。
日向灘で漁をしながらの有名な日向プロ傭兵軍団でした。
日向青木氏には農業をしながらの「陸の傭兵」としても黒田藩専属の「プロ傭兵」としても働きました。
お家とは家紋が全く異なっているし、これらの軍団の拠点は薩摩大口村と青木村にありました。

諏訪族とか戦いで逃亡した武士は多くは漁業や農業をしながら「戦い」が起こると「傭兵」として参加する「武装集団」を形成したのです。
お家は、太平の江戸末期頃に成って元の仕事に戻り、その関係から明治に成って日向に落ち着いたと考えられます。
江戸期の長い間に日向との繋がりが出来た可能性が考えられます。

この事を描く事をすっかり忘れて仕舞って慌ててお答えをして仕舞いました。
お家の室町期末期のご先祖は神奈川の諏訪族青木に繋がるのです。
青木氏の古い氏には本来無い家紋なのですが、現実には121の青木氏の家紋群には江戸初期のお家の青木さんが有るのです。

ここでお家の家紋が「丸付き紋」です。
この「丸付き紋」にはそのお家の経緯として色々な意味を持っています。
この様な時に使う一般的な方法の一つです。
主に分家族や支流族や遠縁族等が使うものですが、江戸初期に抱き茗荷紋とした際に何らの事情があって丸付き紋にしたかが伺えます。
「抱き茗荷紋」は新しい為に始めから「丸付きの抱き茗荷紋」は無い筈なのです。
本来なら神奈川であるのに日向にある事の理由は、分家か支流か遠縁であったから日向に移動出来たことが先ずあったと思います。
むしろ、幕末当たりで何らかの関係で日向に移った事から、分家等の意味から丸付き紋にした事だとも思います。
昔の慣習でこれはよくあった事ですが、仕事関係での日向の知り合いの家に養子とか跡目に入るとかの事が在った事が考えられます。
漁村や船頭等の長の家に迎えられた等の事が在ったのではないでしょうか。
何かその様な事が遺ってはいませんか。
一度お調べに成ると良いかも知れませんね

以上です。

青木氏121氏には色々な歴史的な経緯をもつているのですが、お家もその中の一つです。
では、又何なりとお尋ねください。



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