青木ルーツ掲示板
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  [No.1015] Re:静岡の長嶋です。
     投稿者:福管理人   投稿日:2014/12/19(Fri) 10:20:46

>安土桃山期の島津氏との戦での敗退、江戸初期での肝付氏宗家の衰退により、初代兼俊の兄弟を祖とする萩原氏、安楽氏、和泉氏、梅北氏との繋がりがどうなったのか、また江戸期の肝付氏族を統括していた氏族は何処なのか疑問に残る所であり、各氏族本家での統括と移行していった・・・・

静岡の長嶋さん 今日は。
随分、お調べに成りましたね。

今回の投稿がエラーに成っていて、文章の中に、中国漢字と中国が多く入っていました。
また、ソフトに親番号を削除される現象や文章を途中削除されていました。
何らかの攻撃を受けた可能性が有ります。
取り敢えず、修正を試みました。

さて、お家の「大蔵氏族永嶋氏系長嶋氏」と観られる氏族の末裔は奈良期からの氏族と成りますので、その系譜や伝統が消えていると思います。
青木氏としては、日向青木氏の調査の関係から、永嶋氏や大蔵氏の関係を調べ上げた内容で資料を確保しています。
青木氏では、肝付氏の本家筋とその系譜と出自場所、更には、末裔の分布図と地名などの資料を持っています。
しかし、青木氏から観たもので、青木氏に関わる要素を調べる為に、その継承されている「伝統」等を調査する目的で研究し得たものです。

長嶋さんの様に、系譜を中心に成っているものではありませんので、肝付氏の中まで深く入り込む事は出来ていません。

又、その資料の基と成った処がどうも違っている様です。
ただ、感じる処は、その使われる資料の基が、江戸期の資料を前提と成っていますので、この期の資料には、搾取偏纂が殆どです
「搾取偏纂」でも良いから、江戸幕府が強制に近い形で強力に督励した経緯を持っています。
江戸期の武士は、殆どは、室町期の立身出世の下での姓族で系を持っていませんでした。
そこで、権威が無く成る事を恐れ社会が乱れる事を防止する為に、幕府は、「黒印状」なるものを発行してました。
その全ての「武士の家筋の根拠」を搾取偏纂でも良いから作らせたのです。
その「黒印状」を入手できなければ、「武士」「家」を認めなかったのです。
生きる糧を失います。
特に、大名にはこの家柄を良くする様に指導しました。
そこで、大名も家臣と成る者にもこの事を強制したのです。
それでなくては大名としては家臣の出自が無い者を家臣にしている事に成り、武士を雇っていない事に成ってしまって幕府から,大名の立場を疑われる事に成ったのです。
大名は、自らの系譜を出身地等何とか理屈に合う様に作り上げ、それを家臣にも藩主のルーツに合う様に強制をすると云う事が起こったのです。

さて、そうすると、大蔵氏族永嶋氏系肝付氏長嶋氏の肝付氏は、日向の奈良期からの由緒ある家柄でその出自が明確に成っている大蔵氏と共に、九州唯一の数少ない「氏族」です。
室町期に、遂に肝付氏は、何度も勃興して来た姓族の島津氏と戦い、遂に敗退して、一郡を与えられて島津氏の家臣と成って滅亡を免れて、伝統は遺せました。
しかし、この時、島津一族はこの華々しい伝統ある肝付氏を妬み、ひどい軋轢を受けて一時衰退をします。
九州では唯一と云って良い程のトップの家柄と藤原秀郷一門の永嶋氏の文句の附け様も無い家柄を、今度は、幕府の隠密から得た情報で「強い追求」を受けて、島津氏の家柄づくりに肝付氏の血筋を入れて取り込みました。
その時に、「家老」扱いにして、肝付一族は島津藩の中で再び勢力を勝ち得ます。
この時に、お家も共に、勢力を得たのです。

その衰退期の肝付氏の経緯はかなりひどくて宮城と薩摩の中間の山岳地にて生き延びた事が判っています。
この時の状況は隠されていて明確に成っていません。
この復興した地点からの肝付氏族の永嶋氏の出自元ははっきりします。
筆者も、持ち合わせていますが日向青木氏との関係からのものです。
日向青木氏は、薩摩大口村と薩摩青木村で黒田藩の傭兵として、郷士として2流に成って生き延びました。
この時に、同じ地域の山岳部の南域に肝付氏が入植した事が判っていて、何らかの関係を持ったと観られます。
お家の永嶋氏は、以前のお答えの通りです。

「ルーツ探究」には、「系譜」のみ成らず、「歴史観」を伴った探究が必要ではないかと思います。
何れにしても、探究の目的が違えば異なりますが。
兎も角も、地方などの「資料」を前提とする限りには「検証」をお勧めします。
今のままでは、「地方資料のコピーの寄せ集め範囲」で終わっている様に感じます。
以前からの繰り返しに成りますが、”お家のものである”とする前提は無く不足に成っていると思い気に成ります。
但し、前回にも述べましたが、それはそれで良いとしていれば問題はないと考えます。

では又、お便りください。



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