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  [No.1063] Re:千葉県で庄屋をしていた永嶋家について教えてください
     投稿者:黒木 新吾   投稿日:2015/09/29(Tue) 14:45:46

こんにちは。大変ご無沙汰をしております。
その後、何とか本家の親戚と連絡を取り、千葉の
お墓へ、父と叔母を連れてお参りに行ってまいりました。

結論から申し上げますと、余り状況が分かったとは
言えませんでした。そんな中ではありますが、出来る限り
ありのままに状況をお話致したく存じます。

祖父が眠っているはずのお墓がある場所は、
私がイメージしていたお墓とは随分と異なっており、
山の中に分け入って、竹やぶの中に墓石が並んでいる
と言う状態でした。(伊勢の我が家の近くの裏山でよく見るタイプ)
随分と荒れており、墓石が倒れていたり蔦で見えなくなった
ものもあり、なんとなく遺跡のような面持ちでした。

墓石の大きさは、70センチ〜80センチぐらいの高さで
文字が風化しており殆どが読めない状態でした。
向かって正面から、右に年号があり、中央に戒名、左に月日が
彫られてました。墓の左サイドの面に生前の名前が彫られてます。
台座の所に『永島』と彫られてました。
何故お墓の文字が永島であって永嶋でないのかは、
本家の親戚の人も分からないようでした。

その中でも、何とか読めた墓石の文字としては、

弘化二?年
空是山秀道信士位

寛政十二中年
元圓室妙鏡信女位

と言うお墓がありました。
(どなたのお墓かは分かりません。)

宝暦、寛政、弘化と言う年号の入ったお墓
がありましたので、少なくとも江戸中〜末期から
これらのお墓があったのではないか?と思います。

また、近くに、変わった並びのお墓がありました。
中央に墓石があり、その周りを円を囲むように
墓石が立ってました。

中央のお墓には

○中行人山(○の文字が潰れていて読めませんでした。)

と書かれており、上部に仏像が彫られてました。
台座の所になにやら紋のようなものが彫られていたようにも
見えるのですが、風化が激しく判別はできませんでした。

そして、肝心要の私の祖父の墓はやはり墓石が見当たらず
多分、この辺りと言う事で、その辺りに線香を上げてお参りを
して参りました。

これらのお墓は、本家の叔父が管理をしているような
状況で、元々管理していたお寺が廃業になったそうです。
何処かのお寺に引継ぎをしたようでしたが、そのお寺が
何処かは何となく聞きそびれてしまいました。

叔母が言うには、『レイザン』と言う宗派であるように聞きましたが
はっきりしないままです。
また、本家の叔母が言うには、永島郷土館と言うものがあり、
その永島さんとは、血縁があるかもしれないと言う話を聞いた事がある。との事でした。
本家の親戚にとっても、祖先の話は既に伝わらなくなってしまったようです。

 実は、ここの掲示板を本家の叔母もネットで見つけて私の投稿した内容を読んだそうです。
ですので、私からは特に詳しく祖先の事は説明をしませんでした。と言うよりも
今回、本家の親戚とお会いするのは、父と叔母にとって、なんと
60年ぶりの話であり、親戚一同が再会に喜んでいる時に、この話は
何となく無粋な気がして、口に出す事が憚れたからです。

父と叔母にとっては、小学生ぐらいの頃に訪れた墓地でしたが
今は70代、80代のお年寄りです。昔はお墓も平らにきれいにしていた
ようですが、今は竹やぶの山中にある荒れようで、叔母が少しばかり
ショックを感じていたようです。

また、祖父の兄嫁の方がご存命で、(90代)父がお土産を持って
ご挨拶に行った所、第一声が「あなた様からこのような物を頂く云われはありません」
と仰り、その姿が毅然として見えて、私は不思議と嬉しく感じました。
父が一生懸命自分が甥っ子である事を説明すると、ようやく理解頂き、
わーわーと仰り、あんた達、難儀したな、難儀したなと何度も何度も
言われました。それを聞いた叔母は感極まって、涙をポロポロ流しており、
それを見たら、もうそれだけで、私の胸は一杯になりました。

この掲示板が元で、背を押されるように本家へ連絡を取りました。
お陰で、疎遠であった親戚と再会する事が出来きました。
本家の叔母からも、あんたのお陰だ有難うと言われ、少し恥ずかしい
気がしております。それもこれも、ここの掲示板との出会いがあっての
事だと大変感謝しております。色々と親身に教えて頂き有難うございました。

まだまだ、私共の家系がどのような経緯を経たのかは分かりません。
また、状況が分かればご報告しますので、お教え頂けたら大変嬉しく
思います。

取りとめもなく、助長的な作文のような文章になって申し訳ございません。
また、何か分かりましたらご連絡させて下さい。

宜しくお願い申し上げます。



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