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[14273] 笹摺り
福管理人
2017/04/22 11:21 - パソコン
 春に吹く風を”あなじ”と云いますが、この”あなじ”を漢字で書くと乾燥した風として、「乾風」と書きます。

この乾燥した事で色々な風情が春ならではの事で起こるのです。

それは、竹の笹が風になびいて擦り合う事で起こる「笹なり」と云う言葉があります。

この「笹なり」は、「人間のこころ」を癒し休めるものとして古来より好まれてきました。
これは「風情から来る事」だけではなく、科学的にも証明されている事なのです。
「人間の脳の本質」に持っている「遺伝的現象」であるらしいのです。
その脳は、「左脳の記憶」からではなく、「原始脳からの記憶」である事からも解っています。

これとよく似たもので、「杉のかおり」があります。
これも原始脳にインプットされた「癒し効果」です。
科学的には、「スギノン」と云う「香り成分」を発している事が判っています。
これ等が原始脳と反応して、一つは「音」、一つは「香り」「癒し効果」を人間に与えているのです。

取り分け、この頃の「乾燥期の笹摺り」は、他の音を押えて大きく聞こえてきます。
「春の風物詩」として「悠久の癒しの歴史」を引き継いできました。

「枯山水」には、必ずこの「竹垣と杉垣根」として植えられているのはこの事からも来ています。
「枯山水」が、耳と鼻と目の五感を刺激する「癒し効果」があるのは、単なる景色からだけでは無いのです。
「音や香りの相乗効果」にもあるのです。

そこで、一句

春風の こころ休まる 笹摺りや


笹摺りに 老人二人 立ち止まる

笹摺りを 静かに聞き入る 老二人

森簡に 融けるしずけさ 笹摺りや

我家の枯山水は、この「音と香り」の「竹垣と杉垣根」があります。
「白竹の竹藪」は二か所もあります。

勿論、目は全てを賄いますが、果物からの口も手触りも補うのです。

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