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[14291] 自生のラン
福管理人
2017/06/09 12:00 - パソコン
 朝、起きて紫の野生ランにいつもの水をやろうとして、ふと見て立ち止まったのです。
このランは祖父の代から育てていたもので、山懐の谷川の岩の裾に群生していたものを移植して大きく育てたらしいのです。

それだけに父と私と引き継ぎ可愛がっていたランなのです。
何とも云えない愛着があって、ランも犬猫が人に懐く様に、毎年、花を咲かせ私たちに懐いてきます。それが何となくわかるのです。
野生のランは幾つかの条件が合わないと花を咲かせません。

ところが、今日は先に水を貰ったよと言いたげに元気いっぱいの様です。
枯山水の初夏の霧のある日の事でした。

そこで、一句

小紫の 斑しゅんらんに つゆ小鉢

このランの鉢は、墨絵の山水画を形どっていて、山の形をした白の斑入りの石や、山裾を模した谷川をかたちどった石などを配置したところに野生のランが一画に育っています。
仙人が出て来る様な鉢の自然美の雰囲気を醸しているのです。
ですからこの鉢を配置する位置が、畳一畳以上の大青石の定盤の庭石上に置かれていて、動かす事はありません。
既に鉢の周囲は山ノ谷に合わせて苔で覆われて人工性を感じません。

私に余計な事をするなと云う風に、その鉢に霧の露が既にかぶさっているのです。
ランの葉は、細いV字の形をしていて、ここに霧や小雨の滴を貯めて根元に流し込む様に出来ているのです。雨が降らない時は定盤のへこみに水を溜めます。
この様に野生のランは人から世話を受けない様に出来ているのです。
ただ、異常乾燥以外は見守るだけでいいのです。
できたら周りの苔に霧にして見ずをやるのです。

この世も「子育て」と同じですよね。
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