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[14316] ひゆの花
青木
2017/09/19 11:32 - パソコン
 私に執っては子供の頃の「故郷」を「色」で表すと、紫の淡い色の「ひゆの花」と成ります。
今は、どこか「松葉牡丹」に似たこの花も都会では改良されて大花と成って「家庭の花壇」に敷き詰められて「庶民の花」と成っています。
でも、どこか「野辺のひゆ」には心に響くものが違うのです。

故郷の子供の頃の「ひゆ(すべり)」の「紫花」は雑草として嫌がられるほどに増え、庭では嫌がられる草花でした。
葉は厚葉でなかなか日照りでも枯れず整った庭を乱す草花で、取っても取っても生えてくる「しつこい草花」でした。

草の千切れたたった一筋の枝軸だけでも簡単に根ずき広がるのです。まぁはっきり言うと「嫌われ草」でした。
それだけに、田んぼの蓮華草の様に庭に広がり咲く花は愛しく印象に残る草花です。

そこで、一句

野辺のひゆ 敷石に溶け 郷の紅

この草花は庭の青石などの縁にしがみ付いて咲く草花で、他の雑草の中では生存競争に負けてあまり広がりません。

あまり草けの無い保湿している様な所にへばり付いて頑固に咲くのです。
その様には異質感がないのです。敷石に同化しているかの様に生きて咲くのです。
でも、「詫寂」の「野の草花」なのです。
それ故に、その「花の色」は大昔から”「ひゆ」”と云うしっかりした「花名」をもらっているのです。
恐らくは、宮廷に咲く「紫薇(百日紅)しび」の「花の色」に似ていて、「万葉人」に好まれたのではないでしょうか。
「花の色」のみならず、そして、この草のその「草の生きざま」にも共感を覚えさせたのではないでしょうか。
それは私の心には今も変わりません。
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