<-ホーム <-掲示板に戻る
↓この記事に返信します。返信フォームは↓下

[14322] 金木犀
青木
2017/11/04 14:04 - パソコン
 秋風吹く肌寒い中、散歩していました。
ふと気が着くと何時もと違う空気の「香り」がします。
それが、秋の小風に乗って運ばれて来たのか、将又、そもそも、何も特別な「香り」が漂っていないのか、又、その香り自体が何なのかよくわからない程度のものなのです。
でも何時の辺りの香りと違う気がするのです。

私のカンの様なものがその様に微妙に感じ採っているのです。
でもその「香り」(か)は金木犀の様な「香り」だと密かに脳で判断している様です。
これは、私の癖の理屈から導き出した「風情の物」かも知れません。
でもこの感覚は単独では無く小風、空気、木犀とかの幾つかの要素で組み合わされた「脳の記憶」ではないでしょうか。

そこで、一句です。

小風にか 妙に潜むか 木犀か

そもそも、「万物」には何某かの「香」を持っています。
「香」(か)の無い物も「無い」と云う「香り」(か)です。
「色不異空 空不異色」と仏教でも説いています。
この世では、「香」が「有る」から「無いと云う概念」が生まれ、「香」が「無い」から「有ると云う概念」が生まれます。
いずれにしてもこの片方が無くてはこの「有無の概念」は生まれません。
でも、この俳句の通りこの両方に当てはまらない感覚の概念があるのだと気が付きました。

これこそが何とも云えない「小秋」にこそ味わえる「詫寂の感覚」なのかも知れませんね。
「詫寂」とはこの様な事なのかも知れません。
■お名前
■メール
■題名
編集/削除用パスワード

※ルーツなどの専門的なご質問は青木ルーツ掲示板へ⇒宣伝・募集はこちらへどうぞ


<-戻る 上↑

青木氏氏を お知り合いの青木さんに 紹介してください。