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[14339] :群草
服管理人
2018/04/08 13:35 - パソコン
 熊野路には、未だ山の峠道の数軒の村があります。
そこには山田の稲の刈跡には春になると数センチ程の低い草には薄い紫の色をした5ミリ程度の四つ花弁の花が咲き誇ります。
これが草が見えない程になるのです。この山田はこの薄紫色で覆いつくされます。
村の庭先に植えられた「勿忘草」も負けじと「むらさき」を競っているかの様なのです。
平安期に夢を馳せて「趣の想い」が蘇りました。
そこで、一句です。

群草も 紫競う 勿忘草 

欧州の外来種の「忘れな草」には、類似所として園芸用として開発され、雑種となった「エゾムラサキ」や「むらさき」や「ノハラむらさき」があります。
ところが、この「群草(むらさきくさ)」は他のものと違って、その様は小さくて四花弁で草目も見えない程に小さくて花だけが目立ち遠くからも近くからも”「むらさき」”そのものです。
平安初期の歌にも多く詠まれていて、「日本の古来種」で希少植物に指定されています。
”群がって咲く”この”薄むらさきの花”から、「むらさきの語源」が出たとされています。
一説では、この花で古代は「染料(史実)」とした説もあります。
他説では、奈良期からの肥料として「村の田」に「咲く花」から来ているとも云われていて、この説の「語源の根拠」は、れんげ草と同じく「山田の肥料」として使われていた事からだとしています。
いずれにしても正しいと思います。

村の庭には、現代の「通称の勿忘草(忘れな草)」が広がっていて、「山田の群草」に「紫色」を誇示しています。
何か「古代(伝統)」と「現代」とが競う様ですが、この「群草」には今でも「むらさき」では到底勝てませんでした。「彼世」はこの様なところでしょうか。
「現世」にもこの様はありますが、矢張り、現代>古代ですね。
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