第4番目は「扇紋」である。
この紋様は89紋あり、この内青木氏は6紋である。
家紋200選の一つである。
この家紋は各地に松平氏があるがこの内、松平深溝氏の綜紋である。
この血縁を受けた一族である。
この6紋は次ぎの通りである。
「扇紋」、分家の「丸に扇紋」、「丸に違い扇紋」、「丸に並び扇」、
「隅切り角に扇紋」、「丸に日の丸扇」
以上が青木氏の扇一族の家紋である。
比較的に新しい一族である。
この紋様は末広の意味として用いられていて「子孫が発展」の縁起を期待しての家紋である。
そして、開き扇と閉じ扇がある。
扇紋は扇の骨の数によって氏を見分けられるようになっている。
ちなみにこの家紋を使用しているのは、元々は松平氏の前には佐竹氏が最初である。5本骨と月を組み合わせたもので家紋としていた。
松平氏は3、5、7本骨で、雨宮氏は10本骨、飯室氏は5本骨の黒餅
である。
この青木氏は何れの青木氏か確定できない。
皇族賜姓青木氏か藤原秀郷流青木氏かは資料による検証でも鎌倉以前の出自が不明であったとしても矛盾がある。
松平一門であるのであるが、戦国時代の皇族賜姓青木氏(5家5流系青木氏を含む)動向と主要藤原氏の鎌倉時代の衰退によりその仕官先は大方は徳川家系の藩に仕官していること、各地の松平藩系との血縁を結んでいることから藤原秀郷流青木氏の116氏の支流一族の一つとみられる。
6氏の扇紋の関係についても不確定である。
ただ家紋掟から見て扇紋と丸に扇紋は親族関係である。
以上の家紋6つは家紋掲示板に掲載しますので参照して下さい。
主要の扇紋は次ぎの紋です。
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