青木氏のルーツ & 雑学研究室

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No.1188
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Re: 前回の風林火山にて。
副管理人さん 2007/12/02 (日) 09:15
>前回の風林火山にて、我が故郷 厩橋城(現在県庁と)や赤城神社 滝沢不動明王がでていました。
>
>何を隠そう 私はちょうど赤城神社の麓に住んでいて 上杉と武田の決戦の地でした。
>
>いくつか城跡もあり 勝頼が攻め落す話も数々残っています。
>
>滝沢不動明王は上杉氏と関係をもっており 謙信がお守りとして不動明王の腕をもっていった話も 
>
>前回の大河ででてましたよね。
>
>故郷は両軍が対立した地です。。。ということは私の先祖はその戦のさいにこの地に赴任したのでは
>
>ないのでしょうか? 近くに2つ城があり、ちょうど北側に位置しています。
>
>しかも、 その1つの城の土塁が今もたくさん町に残っています。
>
>上野侵略の最大の決戦地に家臣がおくられ、そのまま住み着くというのはありえるのでしょうか?
群馬の青木さん 今日は。始めまして。

群馬の青木さんからの投稿は沢山ありますので、”始めまして”なのか解りませんが。

そうですね。前回ありましたですね。

情報が少ないので住み着いた一族かは判りませんが、兎も角も今回は住み着くかどうかのお答えにします。

先ず原則として少ないと考えます。
戦いは、軍の「後詰」として、その戦後の仕事の役目があります。
戦って死んだ怪我をした者を探し出し根始末する仕事があります。勝敗に関係がなく。
付近に居る残兵を一掃する必要があります。
更に、逃げ延びている敗者の大将クラスの追討作戦があります。
更に敗者の一族の掃討作戦があります。
敗者に味方した村の焼き払いと村民の掃討作戦があります。
奪い取った城の当面の守備の仕事があります。
戦利品の始末もあります。
逃亡者の始末もあります。
これ等のことは後に憂いを残さないためにも徹底します。
特に、信長の戦歴は異常と思われるまで行いました。殲滅でした。
武田氏も当初はかなり行ったと記録されています。

敗者側が住み着く、勝者が住み着くと言う事は、よほど稀です。
先ず敗者が住み着く事は不可能です。よほど山奥で武士を捨てなくてはなりません。その内に近隣の村人に届けられます。匿うとその一族全て打ち首です。村ごとと言う事もあります。
勝者は戦後処理で論功行賞の末で勝者側の者がその城に入りますので、その者の家来が住み着く事に成ります。

お家がどの様な家柄かわかりませんのでなんとも言いかねますが、青木氏に関してはないと考えます。
先ず、皇族賜姓青木氏に関しては5家5流の土地柄が明確ですので、掟上そのような行為は有りませんでした。
次の藤原秀郷流青木氏に関しては室町期の戦国時代には、各地の守護の家臣になりましたので、奪い取った城の守備隊として家来として守備に付いたとする事はありえます。

そこで、お家が群馬に長く定住しているとすれば、守備隊として住み着いたとする事は考えられません。
甲斐には、皇族賜姓甲斐青木氏の一族と、この一族と武田氏と血縁した武田系青木氏、賜姓青木氏と血縁した信濃諏訪族青木氏、この一族と武田系青木氏の血縁族の青木氏、それに藤原秀郷流青木氏が存在(上田)します。
これ等の青木氏は平安初期の古い氏ですので、鎌倉以降は地侍として長くその地に定住する一族と成ります。従って、大きく移動する事はありません。又移動しても、当時の慣習から元の故郷に戻ります。今の時代と異なり、勝手に移動することは出来ません。「国抜け」という慣習の思い罰などがありました。人口を移動させる事はその国の政治力や軍事力や生産力を落とす事に成りますので、先ずめったに有りません。稀の程度でしょう。有るのはテレビのドラマです。

従って、この地に赴任して守備に着いたとするこれらの武田に組した青木氏一族は有りません。
(皇族賜姓甲斐青木氏は除く)
その理由は青木氏に関しては定住地がはっきりとしています。

そのはっきりとした理由からすると、群馬は藤原秀郷流青木氏です。
この一族は武蔵入間を中心にして半径を神奈川横浜として縁を描く範囲に定住しています。
一部北側は群馬まで延びています。
お家の古い情報が無いので、どの様な青木氏かわかりません。

これ等の青木氏に関することは研究室に詳しくレポートしていますので、ゆっくりと楽しんでお読みください。特に、先ずは、「藤原秀郷一族の生き方1-13」を参照下さい。
御理解されると思います。
他の群馬の青木さんからも投稿がありますので、研究室の検索でお読みください。
その上で、ご不明な点とかご質問がありましたらご遠慮なくお尋ねください。

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