青木氏のルーツ & 雑学研究室

小中高校生の皆さんへ、難しい漢字の読み方 - 便利な裏技

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No.1191
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Re: 青木ではないのですが・・・
副管理人さん 2007/12/11 (火) 09:41
>管理人様、初めまして。
>自分のルーツのことを調べていましたら、何度もここのサイトが出てきましたので、
>苗字は青木でもなんでもないのですが、もしかしたらお力添えになっていただけるかと思いまして書き込ませていただくことにしました。
>
>10年前に亡くなった父から先祖はムカデ退治の「藤原秀郷」だと何度もきかされていました。
>父は家系図も見たと行っていましたが、度重なる引越しで祖父が紛失させてしまったとのことです。
>平将門様の話は父からは一切聞いたことはなく、後で知りました。
>これまでの人生大きな不幸に見舞われたことは一切ありませんが、スピリチュアル・カウンセラー(?)霊媒師的な仕事ともいいましょうか、そういう関係の友達に連れられて、首塚にお参りもしてきました。
>
>苗字は上に書いたとおり、資延(すけのぶ)と申します。
>従兄弟は同じ漢字でしのべと読ませているようです。
>祖父以前はすけのべと名乗っていたとも父から聞きました。
>
>出身は讃岐(高松市)です。
>家紋は「丸に剣方喰」
>とてもではないですけど、藤原→資延につながる資料など探せないので、その間がとても気になります。
>本当に秀郷流だと思われますでしょうか?
>北海道の資延敏雄氏とも何か繋がりがあるのでしょうか。
>
>何か少しでも情報いただければ幸いです。
>
>失礼いたしました。
>
>すけのぶ
資延さん 今日は。はじめまして。

本サイトにようこそお越し頂きました。
これからもお尋ねくさい。

さて、お尋ねの件ですが、青木氏ではないので、残念ながら、お答えできないのですが、折角のお尋ねですので、予想できる範囲で推測の域は出ませんがお知らせします。

先ず家紋からですが、
この剣片喰紋は酒井氏の家紋です。
この酒井氏と血縁をした青木氏があります。この青木氏は武蔵の国の藤原秀郷流青木氏です。
藤原秀郷一門は藤原氏四家の内最も勢力を持った「北家」でこの北家のなかでも最大勢力を誇った一族です。この一族には主要5氏があり、青木氏と永嶋氏と長沼氏と進藤氏と長谷川氏です。
この5つの藤原氏から24氏に広がっています。
青木氏は116氏に広がっています。
(研究室の所に「藤原秀郷一門の赴任地と発祥氏と主要5氏の分類」の所にレポートしてまいすので参照してください。また、「藤原一族の生き方(1-13)」にも詳しくレポートしています)

この中には、確かに剣片喰紋の氏はありますが、概ね藤原秀郷360氏の中にはお家の資延氏は出てきません。
藤原秀郷一門が24の国地方に朝廷の命で赴任していますが、この国と地方に地名と氏名が見付かりません。全国の中でも見付かりません。
ただ、氏はある特長で存在しています。

それには、先ず、真言宗の弘法大師の密教の住職の名に多いことです。
次に、剣片喰族の家紋は四国阿波と讃岐と武蔵入間に存在する多い家紋族です。
更に、酒井氏も元はこの四国阿波の豪族でした。
この3つの特長は四国で一致しています。
4つ目は、弘法大師は四国の住人で、四国巡礼の所です。更に和歌山の高野山に真言密教を開山した僧です。
5つ目は、この阿波と讃岐は、藤原秀郷一門の赴任地です。特に、この二つの国には非常に藤原秀郷流青木氏が多いところなのです。宗家の藤原氏も「讃岐籐氏」「阿波藤氏」と呼ばれて多いところです。この地の豪族はこの藤原氏の一門の支流族です。
特に、傾向として、阿波が剣片喰族の多いところです。

お家も讃岐だとしますと、一つ浮かんでくる事があります。
宗教関連の特に真言宗の住職です。

それは、阿波と讃岐の藤原氏をともらう菩提寺の住職に一族の者が成り(一族から出す慣習あり)この住職が元の藤原資延(青木資延)の名を採って、後にそれを氏名としたと思われます。
現在でも全国に拡がった資延氏を調べますと多くはこの関連の氏のようです。
この資延氏が剣片喰の家紋を持つ事は、後にこの寺関係者が還俗したときに元の家紋と名を使用したと見られます。
「藤原(青木)の朝臣左(右)衛門尉資延」と名乗っていたと考えられます。右衛門と左衛門は朝廷の官職名で藤原氏と青木氏とは基は皇族出身ですので朝廷の天皇の親衛隊でした。
この為に藤原氏と青木氏はこの親衛隊が守る宮廷の門衛で、右衛門と左衛門を使ったのです。その後ろか前に「佐」か「尉」の階級職名をつけました。
「北面武士」と「西面武士」が総称です。

青木氏も同じ一族の者が菩提寺の住職を務めるのが慣例です。
と言うのは、この賜姓青木氏と藤原氏は天皇家との血縁が特に強い2大氏で、この氏は真人族に次ぎ朝臣族という高位の身分であるので、自らの菩提寺と氏神を持つ事を許されていました。
青木氏はこの二つの氏から出ています。
皇族賜姓青木氏と藤原秀郷流青木氏です。

この様な背景から、四国阿波藤氏か讃岐籐氏の一族の氏で酒井氏の血縁を受けた一族である可能性が高いと見られます。この四国の寺には青木氏の住職が藤原氏一門の菩提寺を多く勤めていましたので、場合に依っては、藤原秀郷流青木氏の116氏にはないのですが、江戸中期以降か維新初期の苗字令で四国の青木氏から出た氏の一つである可能性があります。
つまり、青木氏を名乗らず、一族の藤原姓の資延の名を姓にした可能性があります。
全国に広がっていることから考えると江戸中期となるでしょう。

研究室の検索から、剣片喰紋の青木氏の投稿も参照して下さい。讃岐の青木さんも阿波の青木さんの投稿もお読みください。このどちらも剣片喰紋です。本家は武蔵の国にあります。
この予想は大きく外れては居ないと観られます。情報がもっと多くあれば更に確定する可能性が潜んでいます。
どんな事で小さい事でも大きな情報となるのがこのルーツのポイントなのです。
当時の慣習から、大きな意味を持つのです。

特に、ご先祖に、この宗教関係の何かのお話が伝わっていませんか。
元は、青木氏であるかも知れませんね。可能性は否定できません。

有りましたら、ご遠慮なく又お知らせください。いつでも、ご協力申し上げます。

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