Re: 青木氏と血縁族(家紋)-21(桔梗紋) 青木研究員 さん 2006/07/20 (木) 17:26 第20/33番目の紋様である
この紋様は家紋200選にある。 この紋様は126もの紋様がある。
この紋様の青木氏に関わる紋様は次ぎの2つである。
第1番目は桔梗紋の青木氏である。 第2番目は丸に桔梗紋の青木氏である。 第1番目の分家である。
この家紋を最初に使ったのは美濃の土岐氏である。
その後に江戸初期にこれ等の土岐氏に何らかの関係の持つ者が桔梗紋を変紋して自らの家紋にした結果、126もの紋様が出来た。 この126の家紋は美濃と飛騨などに多く分布している。
皇族賜姓青木氏の5家5流の美濃の賜姓青木氏が土地の豪族土岐氏との血縁にて土岐氏系青木氏が発祥した。
土地の豪族土岐氏は甲斐の武田氏、信濃の足利氏と同様に清和源氏の3代目の三男の頼信より数えて4代目の義光より8代目の時光(1195)から発祥してこの時光から11代目(不祥)の者が皇族賜姓美濃青木氏を継承した。 (義光から19代目) この一族から末裔は5流に分流した。
(参考) 甲斐の賜姓青木氏は末裔は5流に分流した。 頼信より4代目の義光(1055)から8代目の源光(1195)が甲斐の賜姓青木氏の跡目を継承した。源光の兄弟の時光は武田氏系青木氏を継承し、その時光より15代目の義虎が更に武田氏系青木氏の跡目を引き継ぐ。
(参考) 信濃の賜姓青木氏は末裔は4流に分流した。 頼信より2代目の義康が足利氏の跡目に入る。この義康より3代目の実国が皇族賜姓信濃青木氏の跡目を継承し、頼信より4代目の義光から数えて16代目(不祥)が足利氏系青木氏の跡目に入る。
この皇族賜姓美濃青木氏の5流に分流した中の一族が土岐氏系青木氏である。 この土岐氏系青木氏が桔梗紋である。この桔梗紋から分家が出たものである。
(皇族賜姓青木氏の5家5流は24氏に分流している。近江、伊勢、美濃、信濃、甲斐の賜姓青木氏より分流24氏)
この時期、賜姓の清和源氏は同族の賜姓青木氏の5家5流の跡目を戦略的な意味から固めた。
この桔梗の家紋はもとより桔梗を図案にしたものである。 この家紋で有名なことは信長と明智光秀との軋轢の原因として水色に染めた桔梗紋の問題が出て来る。
信長は平家の支流の流れを汲む一族であるが、光秀の家紋は上記した様に清和源氏の支流の土岐氏の家紋である事をねたんでの事。 家柄で負ける信長のひねくれによるものとされた。
桔梗紋には土岐氏の綜紋の桔梗紋と土岐氏一門の土岐桔梗紋がある。 土岐氏系青木氏は主要紋の桔梗紋である。
桔梗紋を変紋した紋様は余りにも多いのでここでは説明は割愛する。
詳細は研究室の皇族賜姓青木氏のレポート関連を一読ください。
主要紋は左隅に掲示します。
家紋掲示板にも掲載します。
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