Re: 青木氏と血縁族(家紋)-3(菱紋) 青木研究員 さん 2005/11/16 (水) 20:37 次は「菱紋」の青木氏である。 この「菱紋」には10の青木氏の家紋がある。 この文様は3つに分類されます。
一つは武田菱紋です。 これには5つの文様があります。 二つは割り菱紋です。 三つは唐花紋です。(花菱紋)
この菱に関する紋様は101の紋様がある。
家紋200選に選ばれている。
この紋は武田一門の代表紋である。 この一族の青木氏は以前のレポートで詳細を記しましたので除いて、菱紋としては101氏もあり、大方は武田系の一門の家紋であるが青木氏はこの内10氏である。
この青木氏に関するルーツは次の通りである。 賜姓青木氏と陸奥の国に赴任していた藤原秀郷の一族の血縁を受けた一族が甲斐に赴いて付き従い、その地で勢力を高めて豪族となり、賜姓青木氏と婚姻関係、更に清和源氏の頼光一族の跡目相続など行った。
この賜姓青木氏との武田氏との婚姻にて生まれた武田系青木氏が武田氏の多くの一門と婚姻を続け10 氏の武田系青木氏が生まれた。この9氏の家紋が次の家紋になる。
先ず、第一の家紋は、「割菱紋」である。 この家紋の氏は栗原氏、岩出氏、岩手氏、駒井氏、今井氏等が使用している。 このいずれかとの氏との血縁による青木氏である。 この家紋は第四の家紋の武田氏系青木氏の支流の分家の青木氏が使用している。
第二の家紋は、武田氏支流の「三階菱」の氏との血縁による武田支流系青木氏である。
第三の家紋は、「丸に三階菱」の青木氏である。第二の分家に当る。つまり武田氏の支流の三階菱の青木氏の更に支流である。
この家紋は他に曽根氏、近山氏、斎藤氏、五島氏、早川氏、今福氏とのいずれかと血縁を結んだ青木氏が使用している。
第四の家紋は、「武田菱」である。本家の武田氏の家紋である。賜姓青木氏と血縁した最初の主家の青木氏である。
第五の家紋は、武田氏支流の「剣花菱」である。この家紋は溝口氏と血縁を結んだ青木氏の支流紋である。
第六の家紋は、第五番目の青木氏の支流の支流「丸に剣花菱」である。この家紋は溝口氏の分家と血縁を結んだ青木氏の支流紋である。
第七の家紋は、武田氏の支流の「松皮菱」である。この家紋はこの武田氏と血縁を結んだ末裔青木氏の支流となる。
第八の家紋は、武田氏の支流の「丸に一つ目菱」である。この家紋はこの支流武田氏と血縁を結んだ末裔青木氏の支流となる。
第九の家紋は、「四方瓜に重ね菱」の末裔支流青木氏である。
第十の家紋は「花菱紋」と丸付き紋のその分家支流紋である。 この文様は儀式用として用いていたものが、武田氏の支流末裔末孫が家紋化したものである。
元はこの家紋の紋様は織物の模様から作られた家紋である。 池などに浮かぶ食物の菱の形に似ているので菱と呼ばれた。
この菱紋(割り菱紋含む)と、中国から伝わった花唐紋様の菱紋様との二つがある。
この花菱紋と武田氏系一族などの食物の菱の家紋とは別門で大内氏の代表紋であるので、二つに分けられる。 しかし、武田氏の一門にもこの花菱紋を紋様を家紋とする一族がある。大内氏との血縁による武田氏系大内氏一族である。
武田氏系青木氏の主家を始めとして分家と支流一門の家紋である。 多くの武田氏の一族一門と武田氏系青木氏の主家とその支流一族一門との血族関係の家紋である。
武田菱紋には丸付き紋は家紋の菱紋を変紋することで支流紋としているので原則としてない。 あるとすると其れは明治以降の第3の青木氏の家紋類と成る。
この賜姓青木氏の血筋を持つ家柄であるので、この青木氏等は武田氏一門との血縁だけで血筋を保ったものである。
各家紋は家紋掲示板に掲載するので参照して下さい。
菱紋の代表紋 続く。
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