青木氏のルーツ & 雑学研究室

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No.399
Re: 我が家は何者
399編集 追加
>かんりにん代理登録
>
>こんにちは、
>親父が亡くなり届出をするため戸籍を取り寄せたところ、
>祖父・曽祖父・玄曽祖父の名前まで載っていて
>曽祖父の生年月日が天保3年11月8日と江戸時代の年号で載っていました。
>我が家は一体何者なのか興味を持ったのですがルーツが辿れません。
>そんな時ここを見つけました。
>曽祖父の戸籍は東京市日本橋区です。
>家紋は抱茗荷です。
>因みに曽祖父は、青木八右衛門、玄曽祖父は、青木清右衛門です。
>衛兵みたいな名前です。

近江の青木さん   今日は。はじめまして。
ようこそ、青木サイトに興しくださいました。これからもちよくちょくお尋ねください。
元は同じルーツを持つ青木さんです。大化の改新頃に戻れば親族です。元親族同士コミニケイシヨンを致しましょう。

さて、お尋ねの件ですが、直ぐにわかります。
御家の家紋が「抱き茗荷紋」ですので、近江、滋賀地方を勢力範囲として活躍していた古い豪族の「二宮氏」と血縁をした近江青木氏と伊勢青木氏のどちらかの青木氏です。

この青木氏は、大化の改新のときに天智天皇の第6位皇子(6番目の皇子)天皇を護る親衛隊と成る為に臣下して親の天智天皇から青木氏という氏を授かりました。(賜姓という)
この皇族賜姓青木氏は天智天皇から始まり、男系5代後の天皇の光仁天皇までこの第6位皇子の賜姓青木氏が発祥しました。
天皇は、天智、天武、文武、聖武、光仁の5代の天皇です。
その賜姓青木氏は伊勢、近江、美濃、信濃、甲斐の5つの国に守護国守として赴任しました。
その内、初代の賜姓青木氏は伊勢王が初代です。
御家はこの伊勢王の賜姓青木氏か、近江王の賜姓青木氏かと言う事に成ります。

御家の鎌倉時代か室町時代の古いご先祖が何処に住んでいたかと言う事が判ればこのどちらと言う事が決定します。

と言うのは、この二宮氏が伊勢の永嶋と志摩地方に移動して、勢力を持ち、稲垣氏、鳥羽氏、小沢氏と名を変えて移動しました。
この氏は元は近江の二宮氏から出ています。
この二宮氏と近江賜姓青木氏の末裔が血縁関係を持ちました。そして、抱き茗荷紋の二宮氏の家紋を引き継ぎました。
血縁して男子が生まれず女子が跡を取り、養子を同じ土地の豪族の二宮氏から迎えましたが、さらに男子が生まれずに遂に女系となりました。
2代続きで女系と成ってしまったことを意味します。
はじめの二宮氏から養子を迎えた時にとりあえず、家紋は抱き茗荷紋としてあつかいますが、この養子から男子の跡取が生まれれば元の笹竜胆紋に戻ります。
しかし、又女子でその女子が又養子を迎えたと成りますが、この時は女系ですので養子親の抱き茗荷紋になってしまいます。その後に男子が生まれたので抱き茗荷紋と成ったのです。
このようなことを決める「家紋掟」というものがあり、氏家制度の決まりです。

御家の賜姓青木氏が移動先の伊勢永嶋の二宮氏の末裔の稲垣氏または鳥羽氏、小沢氏等(抱き茗荷紋)との血縁で上記の「家紋掟」により、変紋を余儀なくされた青木氏で、この時は初代の賜姓伊勢青木氏との血縁で発祥した抱き茗荷紋の青木氏で有ることも考えられます。
もし、このルーツであれば、筆者と同じルーツです。昔は親族であった事です。近江伊勢ともにどちらも下は天智、天武の皇族賜姓ルーツは同じです。

一度お調べに成ってください。そこで、何でも結構ですから、ちょっとした伝説や伝承品や親類の昔話があれば意外にどちらかを決める事が出来ます。その時、何か気がつきましたらご遠慮なくお尋ねください。

そこで、一寸した事を発見いたしました。それは、御家のご先祖のお名前です。
昔はその名前で何処の人かわかるように成っていました。
特に、青木氏の「..右衛門」は近江(滋賀)の賜姓青木氏の襲名用の名でした。
代々使用されているようですので、先ずは近江賜姓青木氏の末裔(笹竜胆)と近江二宮氏(抱き茗荷)との血縁を結んだ青木氏である事がいえます。

ちなみに、伊勢青木氏は、青木長兵衛の長兵衛が襲名の名ですので先ず間違いがありません。

そこで御家は、抱き茗荷紋の本家筋との血縁をルーツにしている事が判ります。
「丸に抱き茗荷紋」の青木氏もこの三つの伊勢と近江と永嶋の地方に存在します
つまり、分家筋の末裔が広げたルーツです。

上記のこれ等のことは、研究室の「青木氏(家紋)と血縁族」の「茗荷紋」のところのレポートと家紋掲示板の3Pの「抱き茗荷紋」のところと研究室の「皇族賜姓青木氏」関連のレポートが幾つかありますのでゆっくりとお読みください。御家の古いご先祖の生き様なども見えてきます。
地名地形データーベースの近江付近のデーターも見て下さい。

因みに、青木氏には概ね、皇族賜姓青木氏と藤原秀郷流青木氏があり、江戸期から生まれた御家人青木氏(第3の青木氏)があります。

この二宮氏は「二宮尊徳」という江戸時代の学者をご存知と思いますが、この人もこの二宮氏の末裔です。

更に、「佐々木小次郎」と言う「宮本武蔵」と戦った剣豪はこの近江の佐々木氏です。
近江の佐々木氏は元は天智天皇の第7位皇子で賜姓を受けて臣下して佐々木氏を名乗りました。
ですから、元を正せば、天智天武のどちらかのルーツにたどり着けます。
つまり、同じルーツです。
筆者(伊勢青木氏)とも同じルーツになると思います。

これからも、同じ元祖を持つ青木氏同士でこのサイトでお会いしましよう。
藤原秀郷流青木氏も元は母方は藤原氏の血縁で伊勢青木氏を除く4つの賜姓青木氏と結んでいるのです。
つまり、従兄弟です。

ご質問や不明点など有りましたら、ご遠慮なく青木氏同士でお尋ねください。喜んでお答えします。

先ほどの、ちょっとしたことでご先祖のお名前で土地や発祥がわかるのです。

レポートは長文に成りますから、ゆっくりと楽しんでお読みください。
多分、研究室に御家とご親類になる方の投稿があった気がしますので、研究室の青木さんとのやり取りなどをお探しになりお読みください。
全体をかけてゆっくりとお読みになると青木氏全体がみえてきますよ。

では、お便りお待ちしています。

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