青木氏のルーツ & 雑学研究室

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No.164
Re: 岡山の青木
164編集 追加
>早速、貴重な情報を誠に有難う御座います。貴重な情報にただ驚いているばかりです。もう少し自分の頭の中を整理しようと考えております。理解するのに少し時間がかかりそうです。本当に有難う御座いました。取り急ぎご質問の件は下記に記載申し上げます。
>
> 1.墓石の場所
> 岡山県久米郡三咲町打穴(ウタノ)
> この場所は青木が多い(父も既に逝去しておりますが上記に住んでいました)
> 2.宗派 真言宗
> 3.家紋 五瓜剣片喰(母も100%自信はないようですが正しいようです)
>                                 以上
早速のご返信有難うございます。
お答えの内容で全て解決いたしました。
岡山県の久米郡付近であれば間違い有りません。
久米郡と隣の真庭市付近を勢力範囲にしていた青木氏が存在としていました。
この史実は「東作志」と云う史書に記載されておりまして青木氏を研究している者には有名な史実です。
昔の郡の構成で吉野郡があり(現在の久米から真庭市付近か)この地に青木村があり、ご先祖がこの地に一族郎党を集めて青木村を形勢していましたが、其れまでは前記しましたように家系上「里正與三郎」と呼称していました。
しかし、出世と勢力拡大の糸口を掴んだことより元の村の姓に戻し「青木與三郎」としたとあります。
その後、「青木左膳秀章」より5代目の重一とその一族は前記した合戦で大功績を上げて天野に城を築いたとあります。この者は藤原秀郷の末裔で青木氏であると記されています。
この様に貴方の情報と史実と完全に合致します。

駅名にもあります様にこの付近に土着の豪族の亀甲紋族が存在していましたが、この一族との関係は確定できませんが、その後になんらかの血縁か合戦での強力関係が存在したのではと考えられます。
その理由として、青木氏の6つの片喰族の中には「子持ち亀甲剣片喰紋」が存在します。
この一族は土着の亀甲紋族とお家との血縁関係を持った分流青木氏であると考えられます。
お家の勢力と血縁関係にある亀甲一族の勢力が合戦にて大功を上げたことに成ります。
亀甲一族は六角氏と森氏です。六角氏は史実にも出て来る室町幕府の主要6大名です。
この一族のバックがあつたと考えられます。

従って、検証の結果のレポートいたしました一族がお家のルーツと成ります。

そして、このルーツは総宗本家の藤原秀郷と主要九氏の一族は鎌倉時代前はこの家柄のものは浄土宗と決まっていました。
又、この一族に関係する支流の多くは真言宗の宗派でした。
これには理由がありました。浄土宗は特別に限られた者が入る宗派でしたので地方に赴く際には菩提寺とする寺は多くありません。そこで、その元となる比叡山の真言宗に入信するのが決まりとなっていました。
比叡山は最大勢力で各宗派の元ですからどこでも菩提寺とする事ができたのです。藤原秀郷の支流一族は真言宗でした。

お家の言い伝えと検証とは完全一致します。
大変に名家ですのでご先祖のことを理解されるのも意味のある事でしよう。
その意味でも時間をかけて研究室のレポートをお読みください。

ご先祖の個人名に付いては個人情報に関わることですので上記以外に詳しくは記述いたしません。(菩提寺の過去帳を参考にされるとよいと思います。)

ご質問や理解できないところに付いてはご遠慮なくおたずねください。

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