青木氏のルーツ & 雑学研究室

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No.223
Re: はじめまして青木です
223編集 追加
>ありがとうございます。やっぱり情報が少なすぎますね・・・松紋は丸に三階松紋です。ほかのことも調べて見ますのでまたお願いします
先ず大きな点は解決しました。
お家の家紋は丸に三階松紋との事ですが、これで青木氏のルーツの大まかなところは確実になりました。

先ず、三階松紋は主に讃岐から阿波国現代の香川と徳島県に成りますが、この地方に分布しています。

この一族は寒川氏や福家氏や飯田氏や新居浜の2新居氏らがこの家紋を使用しています。これらの氏名は地名にもなっています。
江戸時代には西尾氏永井氏などが家紋としました。

多分この一族のどこかとお家の青木氏とが血縁を結んだことを意味します。

この地方には武蔵の国と下野の国から朝廷の命により守護などを含む官職として藤原秀郷の一族が赴任しています。

当然、この本家の護衛役としての青木氏はこの赴任地に付き従います。
藤原氏の戦略として赴任地には必ず土地の豪族との間に血縁をもち勢力を拡大するために子孫を残す方策を採っています。藤原秀郷の一門は24地方に役職として赴任していますが全てにこの方策を採っています。

藤原秀郷の主要5氏は青木氏、永嶋氏、長沼氏、と長谷川氏、進藤氏です。
青木氏は藤原秀郷の第3子の千国が元祖になります。
この元祖は貴族ですが貴族は武力を持つ事が出来ませんので、第3子を武士にして自らを守る親衛隊としての役目を負荷させました。
これが青木氏です。各地に朝廷の命で赴任しますがこの護衛役を担ったのです。ですから子孫を多くのこして護衛軍を作り出さねばなりません。
其れが116氏にもなった所以です。
青木氏は直系1氏と直流4氏と支流4氏の九氏が主要氏です。これが116氏にもなりました。元は直系の「下がり藤紋」です
お家はこの116氏のひとつです。116家紋があることに成ります。

お家はこの九氏のどの系列から出ているかです。今の情報ではわかりません。
讃岐の三階松紋との血縁がある事は直流か支流のどちらかです。

関東に何時もどったかの情報があれば2つのどちらかに決める事が史実から判定できます。
三階松紋の新しい家紋と家柄と勢力から見て支流4氏から出ている可能性があります。

本家は武蔵や下野の本拠地を守る必要がありますので、分家を拡大させて各地に送りだしたのです。
本家は根拠地を総宗本家を入間郡に於いて横浜から栃木までを円を描く様に3重程度に取り囲んで守っていました。

この藤原秀郷は藤原氏のなかでも4家のうちの最も勢力のあった北家です。
この子孫は各地で勢力を拡大し、例えば平泉の藤原氏もこの子孫です。

この藤原秀郷は大化の改新の藤原鎌足の子孫で8代目に当ります。
この秀郷は「平の将門の乱」で軍功を上げて武蔵の国をてにいれました。

この秀郷の末裔の「宗政」という者が阿波国に、「文紀」という者が讃岐国に赴任しています。鎌倉期前に。
多分、宗政は他の家紋の持つ一族との血縁を結び子孫は阿波国を始めとして讃岐や安芸国に分布させています。家紋が異なっています。

ですから、この「文紀」に付き従っていった青木氏が土地の三階松の家紋を持つ一族との血縁を結んだと考えられます。
この時、本来であれば家紋は秀郷の子孫であるので青木氏であるのであれば「下がり藤紋」か他2つ程度の家紋に成ります。

ここで、他2つの家紋になるかどうかはご先祖の出生にかかわることに成ります。大まかに平家の血筋を持つのかどうかに関わります。第1点目

「下がり藤紋」として室町末期から江戸期にかけてお家は男系の相続が出来ない事が起こり定住地でこの三階松紋の一族から養子の跡目を入れて跡を次ぎ更に次ぎの代でも男系が途切れて最終家紋掟に従い養子先の家紋を引き継ぐ結果となったと見られます。

この家紋を持つ青木氏が更に分家してかこの三階松紋さえも男系で継ぐ事ができずに本家の了解を得て丸付き紋になったことも考えられます。
この丸付き紋は三階松紋の分家筋になる時も使用します。3回も家紋が変化することはまれですので男系不継と見られます。

では次ぎに何で今栃木なのかです。ご先祖が関東にあるのかです。
一つはこの元赴任地で定住していたが、何らかの理由から青木氏総本家すじから丸に三階松紋のお家の本家筋のみが関東に呼び戻された可能性があります。このような事は頻繁に軍事上行われていたのです。ですから、多分、この四国には三階松紋の青木氏が僅かに残っている筈です。
四国には三階松紋の青木氏以外に宗正に従った藤原秀郷の青木氏が分布しています。この点が決め手になるものと見られます。第2点目

ここで2つの問題を解決する情報が出て来るかです。
後は宗派と菩提寺と本家の所在地の確認です。第3点目
お家に古物か何か残っていませんか。そういうものが手がかりに成ります。
仏壇の内部の形なども大きく左右します。第4点目
丸に三階松紋には5の紋様がありますが、本家の右三階松紋ですか。第5点目

以上、今のところはこの程度の検証になります。また、お判りになりましたらお便りください。ちょつとした事でもけっこうですから判ることがあります。
研究室の藤原秀郷の所を一度お読みになる事をお勧めします。なにかヒントをつかめるかもしれません。

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