青木氏のルーツ & 雑学研究室

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No.228
Re: 讃岐の青木です。
228編集 追加
> はじめまして。讃岐高松の青木です。家紋は下がり藤に結び雁金です。宗派は浄土真宗です。元禄の頃、赤穂から移ってきたと大伯父が話していたことを聞いたことがあります。元は藤原氏なのでしょうか?
讃岐の青木さん 今日は。始めまして。このサイトによくお越し頂けました。

丁度この前の栃木の青木さからのルーツのご質問にお答えしたばかりですが、
丸に三階松紋のルーツが判明確認出来ましたが、この方のご先祖の赴任先がこの讃岐でした。したがって、讃岐には必ず故郷に帰らなかった一族の方が居られる筈と見ていましたが、矢張り居られたわけです。この点が栃木の青木さんのポイントでしたが検証されました。

その青木さんがお家でした。

従って、お答えは藤原秀郷流青木氏です。青木氏主要9氏の直流4氏の一つです。
直流4氏のうちのどの氏かはわかりません。何かお家の先祖のことで一寸したことでも有りましたらお知らせください。手がかりになるかもしれません。

この前のお家は讃岐地方の三階松族との血縁を結んだお家でしたが、このお家は藤原秀郷の子孫の本家筋の赴任地に護衛役として同行しました。
この時の人物は讃岐に赴任した「藤原文紀」であります。

もとより研究室のレポートをお読み頂けますとお判りになると思いますが、藤原秀郷流青木氏は秀郷の第3子で千国が祖で貴族から武士となり護衛役をにないました。この一族116氏にも成ります。直系1氏直流4氏支流4氏の9氏から拡がったものです。

秀郷は大化の改新での藤原鎌足から8代目の者です。藤原4家のうち最も栄えた一族です。

奥州平泉の藤原氏もこの一門です。
藤原秀郷一族の氏は朝廷の命にて24地方に官職として赴任していますが、この全ての土地では土地の豪族との血縁を結び勢力を拡大しています。

この青木氏は藤原秀郷の主要5氏の一つです。

さてお家の情報は讃岐と浄土真宗と赤穂と下がり藤紋に雁金の4つですが、
この赤穂地方には二つの藤原氏の一門が入っています。

その一つは讃岐からの青木氏が対岸の安芸に移動した一族ともう一つの美作と備中に定住した青木氏があります。
後者は別の藤原宗家の者に同行した藤原秀郷流青木氏です。

お家は赤補からとしますと前者の青木氏です。

前の三階松紋の方は三階松紋族との血縁を結んだ藤原秀郷流青木氏ですが、この一族と同じ縁者で男系家督が続き家紋を総宗本家の家紋の「下がり藤紋」を維持したもので副紋として結び雁金紋としているので、何らかの関係にて雁金族との関係を持ったことが考えられます。

多分、前の丸に三階松紋のお家とは元は本家分家の関係か兄弟の関係にあつたが丸に三階松紋のお家は男系の跡目が出来なかったと云う事だと思います。
ルーツはご親類です。

雁金族は土佐坊昌俊が源の頼朝から雁金の文字の紋を授かりこれを家紋としたものであります。この紋様は53ありますが江戸期に変紋して使用されました。

お家は副紋を雁金紋を使用しているので、鎌倉期前半までは「下がり藤紋」を使用していたことが云えます。
鎌倉幕府樹立した1192年には藤原秀郷一門全てが失職し離散しました。
お家もこの讃岐で失職した後にこの雁金一族との血縁を持った事がいえます。
しかし、副紋としていますので一門を表す目的から使用していたものと思います。副紋は色々な使い方をします。

下がり藤紋は藤原北家一門の家紋ですが、「下がる」と言う意味合いを嫌い秀郷一族以外は使用せず変紋して使用しました。

この紋様は藤原秀郷主要5氏の青木氏と永嶋氏と長沼氏と進藤氏と長谷川氏が使用しています。苗字の後ろに藤の字が付くのが藤原一門です。これは地名と役職名の二つから出来ています。

盛り藤紋を維持している青木氏116氏の中では少ないです。

此れで前のお尋ねの栃木の青木さんの疑問点は解決しました。三階松紋の一族の青木氏が讃岐に居た事が確認できました。

そして、お家は本来は浄土宗ですがこの地に浄土宗の寺がない事から宗派換えをした者と思います。
浄土宗は高位の家柄と身分のある者が入信できる宗派でした。江戸時代に徳川幕府の奨励で寺が増えましたが矢張り少ない宗派でした。

地方に赴任した藤原一門の困ったひとつでした。

さてお家の元のルーツはどこかと言う事に成りますが、丸に三階松紋の青木氏は宮城県の加美郡に戻りました。多分お家のルーツは此処ではないかと見られますが、宮城県の栗原郡にも青木氏の村がありますので、住み分けをしていた可能性があります。しかし、故郷に戻らなかった事になりますね。
ご本家筋は9氏の直流4氏の本家の護衛範囲としては武蔵と下野の国堺としていましたことから宮城福島付近にあると見られます。

下がり藤紋の青木氏は少ないのでご子孫を大切にしてください。
研究室の藤原一門の生き方などのレポートをお読みください。
ルーツの詳細がお判りになると思います。
家紋掲示板の下がり藤紋のところをお読みください。
地名地形データーベースのところも確認してください。

ご質問がありましたら、ご遠慮なくお尋ねください。

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