家紋掲示板からの移動代理投稿
写真は家紋掲示板を参照
あきさん 今日は。始めまして。
ようこそ青木サイトに御越し頂きました。 これからもよろしくお願いします。 さて、家紋掲示板にお尋ねがありましたが、ご返事するにはメモリーが小さいのでこちらに移してのご返事に成ります。
お尋ねは文字紋のうちの角字紋の解明ですね。
角字紋の解明はなかなか慣れないと難しいですよね。 私も余り慣れていませんが、兎も角もご返事いたします。
早速ですが、ご返事から致します。 恐らく、この字は、「商」のくずし図です。
そもそも、この角字紋は職人、商人の集団紋として職人紋、商紋として使われました。 お答えの字が「商」ですので、ご先祖が商いをしていた事を物語るものですので、大店の商人であったことを意味しますね。
左にある二本の線の上一つは鍋蓋の左横線、右上の横線は鍋蓋の点、そこから下に向かう線は縦の直線に、その下の横線は鍋蓋の下の縦線の一つと、合わせて二本の縦線と成ります。 次ぎは左側の下に向かう線と右の囲むように下に向かう線とは繋がっていますので、門型の囲み線と成ります。そして、その外側の門型囲み線の上から縦に繋がった横向きの線が二本ありますが、これが商いのハの字に成ります。そして、一番下の万字は行書の口(くち)ですので、合わせて商いの角字に成ります。 右倒し紋の形です。
この角字紋には、呼称の一つを用いたもの、職業の漢字の一つを用いたもの、に分かれます。 角字も正確に画数を用いたものや、印象から略称字を用いたもの等があります。 確認出来るだけでも200はあります。
つまり、「丸つき角商紋」です。 因みに、青木氏の青角字があります。これには3通りの青角字が見られます。 兎も角も、楽しみの一つとして、解き明かすのは面白いですね。 呆け防止になりますね。 ありがとうございました。
又、面白い事等のお話がありましたら、お便りよりください。
|