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[14274] つづじ
福管理人
2017/04/25 12:12 - パソコン
 「如月」に咲くころに成ると、虫が飛び交います。
ミツバチ等が花の中に入って羽音を立てて蜜を吸うのですが、この「羽音」が他の花との競争を花同士がしている様に聞こえます。

取り分け、トカラ列島が原産地とするこのつつじの仲間は花も大きく、芳香の香りが強いし、模様が多様できれいです。

当然に虫は寄って来るのですが、春は桜などの強敵の他の花も多く多様であり、「トカラの花」だけとはいかないのです。野花も咲き誇る中です。

その為に子孫を遺す為にも、この生存競争に花も勝たねばならないのです。

朝の静かな時期には庭仕事で外に出ると、もうすでにこの「争花の争い」は起こっています。

「つつじの手入れ」も、この花の咲いた時期にしなくてはならない事があります。
それは、間延びした「成長枝」と云う枝を今の内に切り落として置くと、来年は、庭木としての間延びの無い丸い整った樹姿が出来て、「成長枝」から細かい枝が出て花数の多いつつじが咲きます。

この時いつもこの作業を念入りにしてやると、花数が多い丸い木姿に虫が寄って来る可能性が高まるのです。

去年はこの作業をよく念入りにした為に今年は、葉が見えないくらいに花数が多くみごとな満開です。

その満足感で、このつつじも桜などに負けてはいません。
田舎故か周囲には老木のさくらの木は三本もあるのです。
幸い桜の木は、根回りは別として、枝には手入れが余りしなくても良い木なのです。

”桜の手入れするバカ 梅に手入れせねバカ” と云う「植木の心得」があります。
それ故に、土の地固めにも利用され、昔から周囲や庭に桜の木は植えられているのです。

そこで、一句

きさらぎの 羽音で競う とから花

「如月」には、多くの語源があり、それ故に俳句では季語に拘らずに多くの意味で使われます。

原則は仲春ですが、 衣更着、気更来、着更着、息更来、他には、生更木、梅見月、初花月、雪解月、小草生月、梅五月等の趣の表現に使われるのです。
これでは、季語の意味がありません。

つまりは、この時期の樹は、何事も、手いれ次第、考え次第と云います。

樹に限らず「人の世の事」も同じです。自然の摂理を感じる一瞬でした。
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