青木氏のルーツ & 雑学研究室

小中高校生の皆さんへ、難しい漢字の読み方 - 便利な裏技

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No.430
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副管理人さん 2007/03/26 (月) 21:56
>ありがとうございます。
>すごい名前なのですね。また調べてみます。
>
>そして、また聞きたいことがあるのですが、庭の外(道路の縁側)に大きな石(縦幅1m横幅1m40)くらいの石が3つほどあるのですが、前から気になっていたのですが昔の武士は石の大きさなどで石高を表していたと聞いたことがあります。もしかして、それらの石はそれなのではなかと思うのですが、実際どうなのでしょうか?また、父の話では開拓して出たものでないかと言っておりました。
今日は。さて、ご質問ですが、
石の種類は何でしょうか。
昔、江戸時代の御家人が家柄を競うため、庭石や灯篭などで誇示した事がありました。石でも大きいだけでは誇示できませんでした。
石の種類の良し悪しがありますので、普通武家が競ったのは「青石」です。
この習慣は朝廷の公家達が庭に高級石の「紫石」等を庭石として玄関先や門前の見えるところに据えました。

この「紫石」は珍しい石であるので大きいほど値打ちがありました。当然に数も多ければそれだけで高級石を持っているので値打ちが上がります。
何故、この紫石が良いかというと、朝廷や幕府では、紫は当時、僧侶の袈裟色が最高位を示す様に、色として最もいい色と認められていました。
確かに紫石はきれいです。次に良いのがこの「青石」なのです。
この二つの石は万葉歌などを刻んで碑にしたりして、家柄身分の嗜みとして公家や貴族は楽しんだのです。
紫石は、天皇や公家が使う特別仕立ての最高級硯石に用いられました。めったに見つかりません。
青石は比較的にありますが、特産地は何れも主に紀州石なのです。昔より県外不出の条例があるくらいです。

紫についで青は青木氏の青で、その氏の由来どおりに昔は全ての根源を意味したのです。
青もきれいですが、「生命の根源」を意味していました。青木と言う木がありますが、この木は常緑樹で真っ赤な10ミリ程度の実をつけます。
赤い実は、血を意味し命を表し、青い葉は長く続く生命を表します。生物の根源を意味するのです。
ですから、我々の皇族賜姓青木氏の氏の由来が、青木なのです。全ての民の根源、即ち民の元を意味して天智天皇から賜姓を受けてつけられたのです。
この様に、紫石や青石は大変貴重できれいな石である事から、そのステイタスとして持つ事を競ったのです。
そのために入手そのものが難しいかったのです。今も。

関西、紀州では今でもこの二つの石を多く大きく持っている家はその家柄を誇っています。

他に、第3番目に白岩石(御影石)も同じ扱いをされています。あまり、わざとらしいので風流を好む人には好まれません。「枯山水邸」に谷川を表す石として用いています。

一度どのような石であるかをお調べください。では又お便りお待ちしています。

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