青木氏のルーツ & 雑学研究室

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No.473
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Re: 群馬の青木です。パート2
副管理人さん 2007/05/12 (土) 19:51
>こんにちは。お久しぶりです。
>
>今日の朝、自宅西側の竹やぶを見たところ、内側に土豪(2m近くある模様)や外側に石塁(一部しかのこっていません。高さは現在は60cmほどです。。。)のような跡が見つかりました。
>家の近く(2`くらい離れてるでしょう。。。)には城跡があります。(2万石だそうです。ちなみにその城は武田勝頼により落城)わたしが住んでいる町にも竹やぶの中に土塁があるという家があるみたいです。
>土塁の前には川が流れていています。自分の考えでは堤かと思うのですが、はやり城と近いということは拠点だったのでしょうか?

群馬の青木さん。 今日は。お元気ですか。おひさしぶりですね。

さて、お話の件ですが、私が思うには次の三つのどちらかではないかと思います。

先ず一つは、戦前アメリカ軍のB29の敵襲爆撃から逃れるために、地域全域一定の間隔で「防空壕」と言うものを造り、空襲警報が発令されて、サイレンが鳴ると住民は指定された「防空壕」に逃げ込みました。
特に関東では地方と違って必ず町内会で壕を掘って周りを石で囲う補強作策を取りました。
というのは、関東の土は「関東ローム層」といって柔らかい「火山灰」の土ですので弱くて「防空壕」を作るのが難しい事でした。そのために周囲に石塁を組して補強しました。
そのために、その掘る環境条件は川沿いである事、竹やぶ等の根で地盤がしっかりしている所、そして、熱風から避ける為に水のある所、目立たない所、爆風の風圧を避ける条件の備わった所に作りました。或いは川や堀の付近にも条件が合うので作りました。

関西では多くは岩盤であるので山の懐の所に横穴を掘って作りました。木枠で固めて補強しました。
川の土提にも作りました。

二つ目は、城の空堀である可能性もあります。
城は2万国であったということですが、空堀や抜け穴や防護穴を施すほどの大名でないと考えます。
もし、そうであると山城にする筈です。山城は自然の防御条件が備わっています。
平城は安定期に入ったときの城作りですので、元々はその必要性が少ないはずです。
むしろ平城は経済的効果を狙っての造りとし、戦いには、攻撃的速攻性と行動性を配慮したものと成っていますので、考えにくいと思います。

3つ目は、伊賀、甲賀、雑賀、根来、柳生、真田、などの忍者城や雇兵城を護衛を職業としていた小豪族の城では城の周囲に壷(穴掘 蛸壺)を堀り隠れて奇襲する作戦に使用する等のものがありました。
その2万石の城主はどのような人物でしたかを調べればこれに当るかどうかは判るはずです。

多分、一つ目のものに当ると思います。

又、何か面白いことが有りましたら、お便りください。お待ちしています。

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