梅雨に入ったとはいえ、夏のような今日この頃です。
「新撰京都叢書」を調査結果、香具屋は19軒。
主は蝋燭・油、他は喫煙具、小物、雑貨、呉服等でした。
そのうち、【山上】の屋号があるのは、10軒。蝋燭・油を扱っている屋号山上の店は6軒。
副支配人様が前回、副紋は蝋燭紋とご指摘されましたが、全くその通りでした。
父の言葉から『烏丸通に面していた』との事で、我が家の直系は香具屋利助(五十嵐香所 根元)
と推測します。現在は警察署です。
香具屋伊兵衛(常磐練油所 本家)とあるのが、本家筋と思われ、現在の【青木玉初堂】です。
しかし、半径200メートル以内に香具屋の店が11軒(内屋号山上の店は9軒)あるのは、現在の
経済構造からは、信じられません。
伊勢屋の経済構造を色々研究されているようですので、江戸時代のこの疑問を解決頂けるような物が
が有れば、ご教授の程、お願いいたします。
参考までに、鑑札と香具屋の一覧表を添付します。