<-ホーム <-青木氏氏 写真館トップ <-ワード検索 <-画像人気ランキング※青木氏氏 写真館の画像は一部を除き「福管理人」の著作物です。

青木氏氏 写真館 - 福管理人のカメラの腕が呻る。

| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
静かな庭 [2010/01/28(Thu) 11:30]
静かな庭
⇒画像拡大

■解説
冬の静けさが感じられるのではないでしょうか。

自然の成行きに任して出来た庭に冬の日差しが差し込み、人の気配の無い静けさが感じられる庭です。

この庭は既に100年以上経っていますが、故意に造園をせず自然に生えてきた木々を育て、それを適度に枝葉を剪定して造り上げている庭です。
この庭の南には山の景観がありそれに溶け込むようにした実質の枯れ山水です。
色々な木の種が飛び自然の力により生えて来る木々の構成です。
最近は山川草木の枯れ山水ではなくなり周囲が賑やかに成りました
でも、何とか先祖の意思に沿って今もこの庭の自然美を守っています。

でも、今では車の行き交う熊野古道沿いにある騒がしくなった周囲の中にあってもご近所の人はこの庭を静かな庭だと云います。それは「自然性」の趣を醸し出す庭からではないでしょうか。古道の昔はこの様な庭が普通であったのではないでしょうか

では、今は無い古の「静かな庭」を楽しんでください。

この写真に 1 POINT +
⇒投票結果はこちら

もちの木と光 [2010/01/22(Fri) 14:58]
もちの木と光
⇒画像拡大

■解説
これは「もちの木」です。
庭木としては大変よく用いられ好まれる木です。
それはこの「木の姿」と「木肌」が綺麗である事によります。
更にこの木は秋から冬に掛けて長い間真っ赤な5ミリ程度の実を木全体に着けて綺麗だからです。
そして、大変に大きく太くなる木で松の代わりに庭の中心に据える事の出来る木だからです。
当然に、これ等の事から小鳥が来る事に成ります。そして、赤い実を食べに多くの種類の小鳥が群れを成して来るのです。
落葉樹ですが剪定も易しいし年に2度落葉するので、新芽を見られるので庭木にも適している事に成ります。
ところが、未だ利点があるのです。
この木の樹液なのです。木の太い幹に刃物で傷をつけると真っ白い樹液が沢山出るのです。
そして、この樹液を採取し溜めて水分をとると接着材になるのです。
昔はこの木の樹液を使って木の接着材としたのです。
更にはこの樹液を固めて小鳥を取る道具を作りました。細い長い枝にこの樹液を撒きつけるのです。勿論手には水でぬらしておきますと着きません。木に鳥かごに入れたメスの小鳥の「おとり」をおきます。そしてその近くにこの枝を四方に張り巡らすのです。呼び込まれた小鳥はこの枝に飛び降ります。そうするとクルリとひっくり返ります。

高い脚立に上り隣のところから、小鳥の来るのを待ってこの木を撮影しました。
小鳥はきませんでした。でも木の外と内側の面白い光の違う写真が出来ました。
高いところから下向きにして起こるレンズとフェリャーの影響ですね。
この写真に 1 POINT +
⇒投票結果はこちら

垣根,と水仙 [2010/01/03(Sun) 09:09]
垣根,と水仙
⇒画像拡大

■解説
日本水仙の静けさと落ち着きのある趣を表現しようとしています。
日本水仙の香りも人の心を落ち着けさせてくれます。

今は古式豊かな間取りとなりましたが、人の出入りも無く空気も澱まない静かな客間の床の間の花瓶にさした水仙が在ります。そこからその香りが部屋一杯に漂っています。
何か部屋に入るのが一瞬戸惑います。

そして、更にはその部屋の窓の下には庭の垣根があり其処にひっそりと咲き始めたまた水仙です。冬の寒空の空気さえも動く気配が無いほどに落ち着きを見せています。
そしてその横を通ると香りがその後ろに付いてくるかの様に静かに漂います。
水仙の持つ趣の一つです。

何のとりえも意味も持たない庭の中の垣根です。でもこの様に水仙が側に咲いているとそれなりの侘寂感が漂います。
日本の伝統的な静けさの景色だと思います。外国人には理解は決して出来ない趣ではないでしょうか。都会の人たちの忘れられた趣です。

静かに眺めて一時の忘れられた感情を取り戻してください。
それが息を整える日本人の「休息」ではないでしょうか。




この写真に 1 POINT +
⇒投票結果はこちら

青庭石と水仙 [2010/01/02(Sat) 16:31]
青庭石と水仙
⇒画像拡大

■解説
日本水仙は大変多くの趣を醸し出します。

全般的に観てみると「静けさ」又は「落ち着き」を主な趣と思いますが、その背景を色々と変えるとその静けさとか落ち着きとかが違う意味で出てきます。
今が盛りとして庭のいろいろな所に咲く水仙を見ていて、青石の庭石の石垣の下に咲き誇る水仙が一番に融合して落ち着きのある趣があります。

青石の持つ趣も一つのテーマとして撮影しました。
青石そのものは何処にあってもその色合いから庭全体に落ち着き、静けさの雰囲気を与えます。それに水仙の趣を加えると更にしっとり感が出てきます。
石に焦点を合わしているので水仙はピントが甘く成り際立ちません。
蕾と葉でも良いのです。それで撮影条件を日差しの強くない時を選び水仙の咲き方が少ない時を選びました。
多いと水仙の強い趣が全面に出てしまうので咲き始めの時期を選びました。

石の景色を見てください。

この写真に 1 POINT +
⇒投票結果はこちら

まんりょう [2009/12/31(Thu) 10:10]
まんりょう
⇒画像拡大

■解説
これは「まんりょう」です。
「せんりょう」は葉の上側に赤い実をつけますが、「まんりょう」は葉に隠れるように下側に赤い実をつけます。

確かに「まんりょう」は「せんりょう」に比べて控えめな趣を醸し出します。
「せんりょう」は活花にも何にでも映えて趣を強く表現していますが、「まんりょう」は枝ぶりからも一輪挿しや活花にも何かぱっとしません。

この「まんりょう」に水仙を添えて何とか魅せますが、見栄えがしません。
「まんりょう」だから「せんりょう」よりも上かなとも思いますが。

この植物の性質もあるのか日当たりの良い所には育たないところがあります。影ぽいところの保湿のあるところを好みます。「せんりょう」も保湿の良い所を好みますが日当たりのところにも枯葉を敷き詰めて保湿を保ってやれば生き生きと育ちます。

ただ、観賞するとしたら日当たりでは日差しのハレーションと紫外線のシアンの強さで実の赤が目立ちません。

この「まんりょう」は特にこの傾向が強いようです。だから、葉の下側に実を成らすのですね。
この「ひこ生え」(自然生え)の「まんりょう」も庭の木の陰に育っています。

名前の由来は庭の片隅でひっそりと育つ趣を好んで侘、寂からつけられたものでしょう。
枯れ山水の庭にある茶室の影の片隅に映える植物で、侘、寂の本質を物語る植物だからでしょう。

その趣を冬の日差し、木陰、実の赤、庭の4つを組み合わせて趣の再現を試みました。
この4つの条件が揃うのを何とか狙っていましたが、めったに取れないタイミングでした。

繁殖力は強いので「せんりょう」は何処にでも見かけますが、矢張りこの下側に実をつけているし枝の形からも小鳥には食べにくいのではありませんか。
だから、庭には「ひこ生え」のこの「まんりょう」は少ないのではと思います。

「せんりょう」を観賞して、この「まんりょう」の「侘、寂」を味わってください。


この写真に 1 POINT +
⇒投票結果はこちら

冬の庭と千両 [2009/12/30(Wed) 10:22]
冬の庭と千両
⇒画像拡大

■解説
冬の「せんりょう」は又格別の趣があります。
「せんりょう」は良く活花などに使われますが、庭の片隅に植えている「せんりょう」も負けじと趣を出しています。
冬はこの様な赤い実のなるものが多く小鳥達には喜ばれています。

そして、冬の弱い日差しに当り枯れ葉の中で紅一点として庭の雰囲気を作り出してくれます。

枯れ山水の冬の庭とそして日差し、其処にこのせんりょうは庭全体が床の間の活花の様です。

前の写真の片隅にあるせんりょうも趣があって心を和ましてくれますが、このコラボレーションも又格別です。
この庭はお寺などにある作り出した造園の枯れ山水ではなく、自然性を重んじた枯れ山水の庭です。
私は都会や観光地にある作り出した枯れ山水庭もいいですが、自然の成行きに合わした枯れ山水に惹かれます。
小鳥はこの実を食べて種を運び、芽を出して育ち、庭の木々と共生している趣がすきなのです。人間が故意に植えたものではなく自然の力で配置されたそれが最大限に自然美を引き出すと思うのです。
逆光に近い春の日差しの道が千両にそぞぎ込み周りのハレーションも庭の趣に馴染んでいます。
この自然の何気ない情景が見えます。冬の陽だまりの自然に馴染んだ枯れ山水の趣を引き出しています。

都会では絶対に見られない情景ですのでお茶を飲んで一時の癒しとしてください。
この写真に 1 POINT +
⇒投票結果はこちら

千両 [2009/12/29(Tue) 11:50]
千両
⇒画像拡大

■解説
前の「せんりよう」に比較してこの千両は確かにこの植物の持つ「趣」が真に千両の値がします。
この千両の持つ趣の赤と青の融合のバランスが値千金ですね。
撮影条件を変えても矢張り同じです。

カーテンの見える静かな家の佇まいにもしっとりと融合しています。

これは背景を家壁のピンクの中間色に極めてマッチングしていますがこのことが良い条件に成っているのだと思います。

このBGRの濃度はCCカーブの右側にありますが、色具合が理論的にバランスを崩していません。

静けさの中に、何か締まる様なキッリとした落ち着きのある趣を醸し出しています。
本来なら大抵は赤は華やかさを醸し出しますが静かさを感じます。

前のせんりょうと観てお楽しみください。

この写真に 1 POINT +
⇒投票結果はこちら

せんりょう [2009/12/29(Tue) 11:36]
せんりょう
⇒画像拡大

■解説
冬の庭先に静かに咲く「せんりょう」です。

実の赤と葉の青さ融合して引き立ちます。
どんな活花に添えてもマッチングする不思議なものです。
それはこの花の持つ趣だと思います。その趣は葉の青(B)と実の赤(R)とのバランスの取れたところが一つの趣をかもし出していて、その「バランス」がどの様な活け方や活花にも合うのだと思います。
花には赤が単独で目立つものが多いですが、「せんりょう」は赤も青も突出していないのが好まれるのだと思います。それは洋風は勿論の事和風の床の間にも飾れる所に良い所があります。

写真性から観ても、撮り易い花で余り光を与えないで撮ると浮き立つ花です。光を与えると光の強さがせんりょうのこの融合のバランスを崩すのでは無いでしょうか。

カラーフェリャーもBの中にRである為に問題はありません。しかし、日差しのCを与えると問題が出て来るので趣を変えてしまうのだと思います。
そして、このBとRに対して背景を中間色にすると余計にその趣を引き出すのではないでしょうか。
クリスマスや正月の花に最適なのはこの趣のバランスにあると思います。
仏前や床の間や花棚の所に静けさを感じさせます。

正月の一時をお楽しみください。

この写真に 1 POINT +
⇒投票結果はこちら

木漏れ日 [2009/12/21(Mon) 17:45]
木漏れ日
⇒画像拡大

■解説
高い石積みの土提の上にあるこの白の山茶花に、冬の太陽の光が差し込んで山茶花の木が風に揺られ、光が枝や葉や花の間からピカピカとそれは星座の星の様に細かく輝く幻想的な一瞬です。
その白八重の山茶花とマッチングして趣を引き立てる冬の景色です。

白の山茶花は風に揺られてピントが甘く成り、光が強く入る時ハレーションを起しています。むしろ山茶花は木漏れ日の景色を主役とするために自らは目立たぬ様に白の演出をしている様です。
周囲が雑木に囲まれたこの山茶花は風と風との合間は薄暗く明暗の祭典です。


この写真に 1 POINT +
⇒投票結果はこちら

夕日と南天 [2009/12/15(Tue) 07:12]
夕日と南天
⇒画像拡大

■解説
夕方の4時ごろの日差しに南天の紅葉が映えています。
そして夕日に照らされて金色に光った壁に影がくっきりと映りこの融合が何ともいえません。

南天は一度に紅葉が起こらないところに風情があり赤くなった葉と青色の葉と味の赤色のバランスが何とも云い難い所があります。

この南天は歴史があり150年くらいは生きていると思います。
子供の頃には既にこの大きさでした。毎年剪定をしてこの大きさに整えていますが、次第に伸び方が小さく成っていますが、元気です。
南天は1年で50センチくらい伸びますから、其の侭にしていると大変な大きさに成っていると思います。
もう既に3代の家主を見てきているのです。手入れの時は何か不思議な感じがします。

夕日の赤味が更に南天を引き立て、夕日が全体の雰囲気を醸し出しています。
隣には南天の仲間のように寄り添う南天より古木の金木犀や庭石が同化しています。
山川草木、枯れ山水の庭に溶け込んで静かな趣を感じるのです。

都会では見られない趣かなとも思います。

一時の癒しの画面としてください。
この写真に 1 POINT +
⇒投票結果はこちら

朝日と山茶花 [2009/12/08(Tue) 09:37]
朝日と山茶花
⇒画像拡大

■解説
朝日が差し込む中、垣根の横から日差しを受けて山茶花はしっとりと咲いています。
山茶花はピンクの中間色の見本みたいな色合いを持っています。
同じマゼンタ傾向のこの花は大変に朝の夜露に濡れてしっとりとした趣を感じさせます。
同じピンクでも、桜の花と又違う趣です。こちらの花は花一つでも趣を感じさせる花です。そして、此花は朝の花ですから、朝日に良く似合いますし、色合いも出ます。

余り強い日差しではこのマゼンタの色合いが出ません。
白くハレーションを起して花のピンクが飛んでしまいます。
山茶花の葉の濃い青色の中に一つぽつんと咲いた花に生垣のはずれからのこの漏れ日のような光が斜めに入ってきます。

画面すべての背景Bに対してフェリヤーが働きYが出る事が予想できます。
でも、それを起す日差しの量が足りない為にYが働いていません。再現性の高いマゼンタです。
光が少ない為に葉の色が黒に近いような濃い青となったことからフェリヤーが働かなかったのです。もう少しの光を取り入れると多分起こっていたと考えます。それを右斜めから花に当らない程度で間接光のようにして花に灯りを求めたものです。

写真性としてはたいしたものではありませんが、写真技術としての技法を捕らえたものです。

前の写真のジンジャーのCシアンの淡い薄い青白と較べてください。光の取り入れ方でYMCの中間色が出せます。光の量と質と角度と背景の技術です。
自然美の色合いが出ている事によりその趣はそれなりにでていると思います。
参考にしてください。
この写真に 1 POINT +
⇒投票結果はこちら

ジンジャー [2009/11/09(Mon) 09:28]
ジンジャー
⇒画像拡大

■解説
此花は「ジンジャー」と云うらしいのですが、実に香りの強い花です。
そして、その香りはかなり広範囲に拡がる特徴を持っています。
この香りはよく嗅ぐと「くちなしの花」の香りに似ています。
真っ白な花で長く咲き続けます。
葉はカンナの葉に大変似ていますが、専門で無いので判りませんがカンナ科ではとも思います。一つの茎軸からは5つか6つの花が一つに成って咲き誇ります。

真っ白なのでハレーションを起こします。何とか香りの感じるスナップをと考えて朝の光でしっとりした感じにして、そして上から朝日光が当るタイミングを狙い、周囲は木々の雰囲気を作り上げるものとして考えました。
朝の光は3つありますが、フェリヤーを無くす為に朝日を選びました。
朝日の光の当り具合も面白みに加えました。
しかし、ふっくらとした花弁の柔らか味を何とか出したいとしましたが、そうするとピントを高めなくてはなりません。マクロで近づけないと出ません。そうすると周囲と葉の形のアングルがなくなります。
そこで、暗部を対角的に右側に取り込みハレーションに対します。ピントを無視して幾つかの花を一つとして白の花の群がりとしました。

私は花はもとより葉の形がすきなのです。

香りの漂う庭の柔らかな花をネライとしました。

如何ですか。
この写真に 1 POINT +
⇒投票結果はこちら

蕗(つわぶき) [2009/10/27(Tue) 17:29]
蕗(つわぶき)
⇒画像拡大

■解説
蕗の一種の「つわぶき」です。
字の通り路の端に生える草です。
昔は字の通りでしたが、最近は都会や町では余り見かけません。
田舎の山道の裾に生えて居ました。これは昔は大変な食料に成ったのです。
今でも田舎に行けば、山菜として食しています。
しかし、この蕗は関西では食しません。九州の南地方の薩摩では蕗と言えばこのことを指します。関西では「やまぶき」の「山蕗」のことを云います。

食感は全く同じですし、料理の仕方も同じです。
この蕗の軸を食するのですが、山蕗(やまぶき)は葉も佃煮にして保存が出来ます。
葉の佃煮は酒のつまみに良いと好まれます。
山椒の佃煮と同じ料理の仕方です。
ただややこの蕗はやまぶきに較べて筋が強い感じがしますし、臭いもやや強いと感じます。やまぶきは臭いの弱い食用に改良されたものが都会では出回っています。
今ではこの蕗は高級料理店でも使い葉も料理の下敷きにするそうです。

写真性は別にして季節のものとして珍しいので撮影しました。
田舎を思い出して一時を観賞してください。
この写真に 1 POINT +
⇒投票結果はこちら

すいすいの花 [2009/10/05(Mon) 10:34]
すいすいの花
⇒画像拡大

■解説
この花は元は何処にでもある野生の花です。
大変に面倒な花で庭に一度はびこると消えないのがこの花で野生の強さを感じる花です。
この野生の花を方言で「すいすいの花」と呼びます。
他の関西の地方でも「すいすい」と呼んでいるようです。
酢奨草と書いて「すいしょう」を「すいすい」と読んだのだと思います。
つまり、正式な事はわかりませんが、酢奨草で片喰草(かだばみそう)だと思います。
この花の味は実に酸いのです。だから子供達が付けた「すっぱい花」として「すいすいの花」と呼んだのでしょう。酸性が強いので野生の力が強く枯れないで蔓延するのですね。
でも、花は愛らしくその色はピンクそのもので子供達に好かれたのでしょう。
女の子のままごと遊びに良く使われていた記憶がします。

それを一回り大きく改良した花ですが、庭花として改造された正式な名前は知りません。
改良しても此花に持つ思い出の趣は全く変わりません。

この花の思い出から来る趣を表現しました。
特に光の取り入れ方を工夫して子供の思い出を演出しました。
特に撮影角度と、それに伴なう暗いベースになる色合いからフェリァ−の影響を工夫しました。

皆さんの土地では如何でしたか。どんな思い出がありますか。
この写真に 1 POINT +
⇒投票結果はこちら

彼岸花と光 [2009/09/27(Sun) 16:44]
彼岸花と光
⇒画像拡大

■解説
再び赤の彼岸花です。

前のは私の思い入れの彼岸花でした。
今度は普通の彼岸花を採ろうと試みました。

普通は彼岸花は群生するところを撮影したものが多いですが、彼岸花の趣を表現するにはもつとも良い方法でしょう。それはこの花には葉がないと云うアングルに成る為に首だけのものとなるところに難しいと云うか嫌がられる事があるのではと思います。

そこで、群生ではなく素花の彼岸花の趣を引き出そうと試みました。そして、其処に柔らか味のあると云うかこだわりのない自然美を添えられるものとしたいと考えました。

その条件を考えました。
葉が無い代わりにその周りには草を配置し葉としました。

この写真に 1 POINT +
⇒投票結果はこちら

| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |