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フッ・・・

第十五話

樹海探検

語り手:樹海OL iYX4E27w0

169 :樹海OL 1/1:2006/07/23(日) 00:21:50 ID:iYX4E27w0
15話目『樹海探検』
ガチで実体験です。

1/1
今から3年前の7月、吉祥寺のキャバで働いてたんですが
当時色んなストレスでウツでした。
自殺願望もすごくあって。

キャバ友達の女の子Xとその友達のギャル男風の男の子3人(A,B,C)で
なにを思ったのか仕事後(深夜1時)、
これから車で樹海に心霊ツアーに行こうということになりました。
仕事後というのもあって少々お酒が入っていたので恐怖感とかは全くなくて。
ホロ酔いで樹海へ向かってしまいました。

樹海に着いたのは何時だか覚えてないけど意外と早く着いてあたりは真っ暗。
「わーここが樹海かぁ・・・死体とか発見しちゃったらどうする?w」
などど軽口を叩きながら男A,B二人が前、女のXと私は真ん中。
男Cが最後尾という陣形で装備はBの懐中電灯と氷結レモン、ケータイ、タバコのみ。

樹海    ギャル男A→○ ○←ギャル男B(強気) 樹海
樹海     女友達X→○ ○←私         樹海
樹海     ギャル男C→○            樹海

樹海の散策ルートをたどたどしく歩く。
段々とみんな口数も減ってきて。
A「やっぱやめとけばよかったんじゃね?」
B「ナニお前怖がってんだよ。戻るのもめんどくさいしこのまま進もうぜ。」
樹海のど真ん中でみんな少しずつ恐怖心が芽生えてきていたようです。

そしてついに異変が・・・

170 :樹海OL 1/2:2006/07/23(日) 00:22:31 ID:iYX4E27w0
X「ねぇねぇ、あんたあたしに寄っかかりすぎ。そんなに飲んだ?」
そこまで飲んでないと思う。だけど・・・
だけどなんか変なんだよ。

左 に 引 っ 張 ら れ て る み た い な ん で す け ど ・ ・ ・

歩いていると左斜めに進んでしまう私。
最初みんな私が酔ってXに寄りかかってると思っていたんです。
私もそう思っていました。
でも、ついにはXをふらふら横切ってあと一歩で樹海に入ってしまうところまできて
Cに「お前なんかやばいって!」と後ろからつかまれました。

Xも「大丈夫、大丈夫だからあたしの手を離さないで!」と
また左側に周りガードしてくれました。
何を言われても「うん、うん」しか言えない私。
恐怖心も無くなってしまっていてなにも考えられない。意識がないような感覚。
左隣にはXが手を握ってくれ、後ろからはCに支えられ歩く私。
それでも私が左に行ってしまうのでXとCは必死でまっすぐ歩かせようとしてくれていました。

そんなところでベンチを発見。
「ちょっとやすもう・・・」となり、私は氷結を棄てられ、全員うずくまってタバコを吸いました。
Bが懐中電灯を持っていたので、バカなBが
「おー、写メとるぞ。1,2,3、ハイ」
いきなり懐中電灯を消され、同時に写メのシャッター音。
X「もーやめて。 早く出よう!」
全員立ち上がってそこからは誰も一言も口をきかずただただ出口へと急ぎました。
もちろん私はXとCに支えられながら。

177 :樹海OL 1/3:2006/07/23(日) 00:26:03 ID:iYX4E27w0
やっとのことで出口(高速道路)へ到着。
外は明るくなり始め、 無言で車を止めた場所に戻りました。

そして帰りの車の中でBが撮影したさっきの写メを見ると。
タバコの光だけが 
『 5 本 』
写っていました。
光の位置的にBの手のタバコの光でないことは確かです。

終わり。

*
後日談、金縛りにあい目を覚ますとベッドの左にパンチパーマの男(おじさん)が立っていて
首を絞められました。リアルに顔覚えてる。
多分樹海から連れてきちゃったんだろうな。。。
親に相談して御祓いに行き、今はなんともないです。ウツも治りました。
連れてかれなくてよかった〜。

【完】


フッ・・・