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第五十話
旧校舎のトイレ
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語り手:カラスマスク ◆96WzLOtyww
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304 :カラスマスク ◆96WzLOtyww :2006/07/23(日) 02:41:11 ID:npTxvRHv0
そいじゃ50話目行きます。
自分で書いてみても思いっきりネタ臭いと思うけど、実際にあった話。
ウチの通ってた小学校は1,3,5年は旧校舎、2,4,6年と特別教室は新校舎というつくりだったのね。
まぁ、旧校舎といっても時代が時代なのでもちろん鉄筋コンクリート製ですが。
これはウチが3年生だった頃の話。
当時それなりに学校が好きだった自分は友達数人とよく放課後も学校にとどまって遊んでいた。
ある日いつものように旧校舎を探検してるとトイレに行きたくなったので、
探索してた5年の教室のある3階から使い慣れた3年の教室のある2階のトイレへ一人で向かった。
(未知のエリアである5年のトイレはなんか使いたくなかったのよ)
手前から2番目のトイレへ入って用を足してると隣の個室(たぶん一番奥)からノック音が聞こえて超ビビる。
一瞬友達かと思ったが、自分がここまで来る間に足音や喋り声はまったく聞こえなかったのを思い出してさらにビビる。
イタズラにしては古典的かつ悪質だなぁ〜と思いつつ外に出てみると、お約束のように誰もいない。
トイレを出て友人たちのところへ向かうと、やっぱり友人たちはちゃんと3階で私の帰りを待っていた。
当然だが、ノック音がした後も物音は一切していない。
学校の怪談かよ、と思いつつそのことは黙って探検を再開したが、
その後同じようにトイレに行った友人が同じ現象に遭遇したことによりその日は早めに帰ることになった。
数か月後、クラス全体が居残りした日にその現象が起きてパニックになったことがありちょっと洒落にならなかった。
イタズラくさい部分もあるが、それにしてはいくらなんでも大げさすぎる気がするんだよなぁ…。
【完】
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