*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
<-百物語トップ
第一話
第二話
第三話
第四話
第五話
第六話
第七話
第八話
第九話
第十話
第十一話
第十二話
第十三話
第十四話
第十五話
第十六話
第十七話
第十八話
第十九話
第二十話
第二十一話
第二十二話
第二十三話
第二十四話
第二十五話
第二十六話
第二十七話
第二十八話
第二十九話
第三十話
第三十一話
第三十二話
第三十三話
第三十四話
第三十五話
第三十六話
第三十七話
第三十八話
第三十九話
第四十話
第四十一話
第四十二話
第四十三話
第四十四話
第四十五話
第四十六話
第四十七話
第四十八話
第四十九話
第五十話
第五十一話
第五十二話
第五十三話
第五十四話
第五十五話
第五十六話
第五十七話
第五十八話
第五十九話
第六十話
第六十一話
第六十二話
第六十三話
第六十四話
第六十五話
第六十六話
第六十七話
第六十八話
第六十九話
第七十話
第七十一話
第七十二話
第七十三話
第七十四話
第七十五話
第七十六話
第七十七話
第七十八話
第七十九話
第八十話
第八十一話
第八十二話
第八十三話
第八十四話
第八十五話
第八十六話
第八十七話
第八十八話
第八十九話
第九十話
第九十一話
第九十二話
第九十三話
第九十四話
第九十五話
第九十六話
第九十七話
第九十八話
第九十九話
第百話

<-百物語ランキング
<-オカルト板リンク集
<-摩訶不思議ワールド


百物語@オカルト板 2ちゃんねる
フッ・・・

第八話

夢に割り込まれた

語り手:返品 9u8+p+Ze0

115 :返品1/2:2006/07/22(土) 23:40:43 ID:9u8+p+Ze0
んじゃ8話目
大学の寮にいたころの話。今日くらいのエアコンつけなくてもいいくらいの夏の日だったか?
自分はよくわけわからん夢を見るほうなんだが今回のはちと異質だったのを覚えてる。
途中まではいたって普通の夢だったんだけど、突然あまりにも前触れもなく
目の前に肌が異様に白く、髪もまるで水死体のように乱雑で長く、より目の女の生首がでてきたんだ。
ちょうどびっくりフラッシュを開いたときのような、あんな感じ。
その瞬間あまりにも驚いて、一瞬のうちに覚醒してしまった。

意識はあるけど体も動かない。まぶたもあけられないいわゆる金縛りの状態だった。
全身から噴出している冷や汗で体中が冷たかったのを覚えてる。
心臓も今までにないほど飛び出しそうになっていた。
まぶた越しにも真っ暗やみなことを確認できたのでまだ夜中だということだけはわかった。
そこまでならただの怖い夢に終わったんだけど。

116 :返品2/2:2006/07/22(土) 23:41:25 ID:9u8+p+Ze0
しばらく何かくるような予感はしてて(ただ怖がってただけ)どきどきしながら時間が過ぎていくだけだった
そこに突然まぶた越しにに光を感じたんだ。日が昇ったかとも思ったんだけれどあまりにも黄色くて不自然だし、
太陽がさす側は頭のほう。高原は明らかに足元。つまり玄関側。
それは夜中中点灯している廊下の電灯と同じ色をしていた。

誰かが玄関を開けた。この真夜中に。

しかし人の気配はしない。
寮の人間なら廊下を歩く音がしてもおかしくないのに
まるっきり聞こえなかった。(歩く音はかなり響く。みんなスリッパだし)光源をさえぎる気配もない。
ドアを開ける音だけが気味悪く聞こえただけ。
これはまずいぞと思いながらも金縛り状態でまぶたすら開けられず、ドアは静かに閉じていった。
自分もそのまま寝入ってしまった。

自分が唯一体験した不思議体験ですた。

【完】


フッ・・・