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フッ・・・

第四十五話

病院にて

語り手:ユタ H5lA1qupO

292 :ユタ:2006/07/23(日) 02:26:55 ID:H5lA1qupO
2/1第四十五話目いきます。
「病院にて」

私の母方の家系は心霊体験をする人が多く、私自身もその中の一人です。
その問題の祖父の家には長男家族が住んでいるのですが、
今日はそこで起こったことをお話しますね。

あれは今からもう、十年以上前になるんでしょうか…
私には二歳年下の従兄弟(長男夫婦の子供)がいるのですが、
私が七歳の時、訳あって何ヶ月か祖父の家で一緒に暮らしてたんです。
生意気だけど少し病弱で、よく病院に通っていた子でした。

そんなある日、その子はまたいつものように熱を出してしまい、
しかもその熱が中々下がらなく数日間入院ということになりました。
入院の甲斐あってかすぐ良くなりすぐ退院出来たのは良かったのですが、
その日の夜彼は連れて行かれそうになったんです。

293 :ユタ:2006/07/23(日) 02:29:34 ID:H5lA1qupO
2/2
話を聞くところによると、病室から帰ってきた後親子三人(真ん中が従兄弟)で寝ていたら、
突然苦しみ出して体が浮いたと言うんです。
両親が必死で下に下ろそうとしても凄い力で浮いていき、
それでも頑張っていると彼は突然目を開き、
「おい、お前ら何やってるんだ!!!」
と、低い声で怒鳴ったらしいです。
結局その後はその子も普通に戻って朝を向かえたのですが、何と無く気持ち悪い感じで、
次の日病院に行った時に看護婦さんに「誰かあの病室で亡くなった人はいないか」聞いたらしく。
その看護婦さんは顔面蒼白になり、「実は入院○○君(その子の名前)が入院する前、
そのベッドにいた人が亡くなった」と語ったようです。

「(病室の)天井に人が(這って)いる」と言っていた彼、今でも元気に過ごしています。
あまり怖くなくてすみません。
終わりです。

【完】


フッ・・・